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概要

教育と研究の概要

(1) 教育目標

エレクトロニクス、情報通信、エネルギー技術は、今世紀の発展に重要な役割を果たしてきました。電気・情報系の研究テーマはこれらの技術と密接にかかわっており、創設以来、独創性と創造性を最も重視した教育研究を展開してきました。今後ともこの精神に立脚し、世界に向けて新しい文化を発信できるような、高度に洗練された知的社会の実現を目指し、国際的にもリーダーシップの取れる技術者・研究者を育成することを教育目標としています。

(2) 教育環境

電気・情報系の建物は、青葉山地区のほぼ中央に位置し、8階建の研究棟と、それに隣接する講義棟、実験棟からなります。研究棟正面のケヤキ並木に代表さ れるように、緑豊かな自然に囲まれた環境で教育と研究が行われています。教育スタッフは世界的にトップレベルの研究を行っている専門家集団で、科学技術の基礎から最先端のテクノロジーまで、一貫して学べるように、きめ細かなカリキュラムが組まれています。

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また、電気・情報系では、特に1,2年次の学生諸君のさまざまな相談に応じるため、「アドバイザー制度」を設けています。アドバイザー担当教官は、電子・応物・情報系の教授で、入学時にアドバイザーの連絡先やメールアドレスが教えられますので、自由に何でも相談できます。

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(3) カリキュラム

(平成18年までの入学者が該当します。平成19年以降については準備中です。)

工学部電子・応物・情報系に入学した学生は、最初の1年間(1,2セメスター)は全学教育科目を学び、3セメスターから全学教育科目に加えて専門教育科目が始まります。4セメスターから電気,通信,電子,情報,応物の5コースに分かれ,それぞれのコースのカリキュラムにしたがって受講します。

興味ある科目や資格に必要な科目が開設されていない場合には、他コースからの受講や、4年次あるいは大学院で履修することもできます。

電気,通信,電子,情報コースのカリキュラム
学年 セメスター 授業科目
1 1 全学教育科目
2 全学教育科目
2 3 全学教育科目 専門教育科目a,プログラミング演習
4 全学教育科目 専門教育科目a,b,学生実験a
3 5 全学教育科目 専門教育科目a,b,学生実験b
6 全学教育科目 専門教育科目,学生実験c,工場見学
4 7 専門教育科目,学生実験d,工学セミナー,卒業研修
8 卒業研修,専門教育科目(集中講義)

注)2年次に決まるコースが卒業コースになります。
(平成19年以降は7コースになるので若干異なります。)

(4) 学生実験と工場見学

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実験・実習はエンジニアあるいは研究者としての基礎を形成するために重要な科目です。電気・情報系ではすべてのコースでプログラミング演習と学生実験が必修です。レポート提出のほかに発表会を開催し、プレゼンテーション技術の養成にも力を入れています。7セメスターで開講されている実験dは、幅広い専門知識を習得するために、自分の所属する研究分野から離れた研究室を訪れ、その研究室独自のテーマで実験を行うというユニークなものです。

また、6セメスター終了時 (3月初旬) には工場見学が実施されています。教授引率のもとに、2?3日間の日程で関東地区の工場や研究所を見学します。学部生が対象です。

(5) 工学セミナーと卒業研修

4年次に配属研究室で工学セミナーと卒業研修を行います。6セメスターの11月中ごろに研究室見学があり、12月に配属が決まります。配属先は電気・通信・電子・情報工学科、寄附講座、および電気通信研究所あわせて約50の研究室の中から選ぶことになります。

工学セミナーは分野の近い研究室がまとまってゼミ形式で実施しますが、セミナーの一貫として、電気・情報系で開催されるいくつかの学術講演会を聴講し、その内容について批評を加えることも求められます。

卒業研修は配属研究室で教授の指導のもとに行われます。研究開発に必要な基礎的な知識と技術の習得が主ですが、最先端の研究と直結しているテーマが多く、その成果が直ちに学会で発表されるようなレベルの高い研究が展開されています。

(6) 大学院への進学と就職

電気・情報系では進路指導委員会が設置され、学部・大学院生の進路を一括して面倒を見ています。進路希望の調査は7セメスターの5月頃に実施されます。就職先は第一級の企業、官庁、大学であり、就職率も100%に達します。

大学院博士前期課程(修士課程)の入学試験は9月上旬に実施され、学部学生の約6割が進学します。学生は工学研究科(電気・通信工学専攻,電子工学専攻),情報科学研究科(2群)(情報基礎科学専攻、システム情報科学専攻、応用情報科学専攻)のいずれかを選んで受験します。他大学からも受験し易いように入試科目範囲や最近の問題をインターネットで公開しています。

より高度な研究者・技術者を養成するコースとして博士後期課程(ドクターコース)があります。ドクターコースでは、博士研修の研究が中心ですが、同時に、高度でかつ幅広い専門知識を身につけるためスクーリングを実施しています。所定の単位を修得し、研究成果を博士論文にまとめて審査にパスすれば、工学の博士号が授与されます。最近のテクノロジーの進歩は目覚しく、かつ国際化が進む中、ドクターの必要性がますます高まっています。このような社会の要請に応えるためにも、電気・情報系ではドクター養成を強力に推進しています。

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電気・情報系の歴史

1907年 (明治40年) 東北帝国大学が創設された
1919年 (大正 8年) 工学部が開設された
1919年 (大正 8年) 電気工学科が設置された
1935年 (昭和10年) 電気通信研究所が設置された
1941年 (昭和16年) 通信工学科が設置された
1949年 (昭和24年) 国立大学設置法により新制に移行、これに伴い東北帝国大学から東北大学 に改称された
1953年 (昭和28年) 大学院工学研究科 電気及通信工学専攻が設置された
1958年 (昭和33年) 電子工学科が設置された
1962年 (昭和37年) 大学院工学研究科 電子工学専攻が設置された
1966年 (昭和41年) 青葉山に電気系新棟が竣工され、片平地区から移転した
1973年 (昭和48年) 大学院工学研究科 情報工学専攻が設置された
1984年 (昭和59年) 情報工学科が設置された
1987年 (昭和62年) 情報工学科の新棟が竣工された
1993年 (平成 5年) 大学院情報科学研究科の創設に伴い、情報工学専攻は発展的に解消し、情報工学科は学科目制に移行した
1994年 (平成 6年)
  • 大学院重点化により、電気・通信・電子工学科は学科目制に移行、電気及通信工学専攻は電気・通信工学専攻に改称された
  • 電気通信研究所が全国共同利用研究所となり、ブレインコンピューティング工学研究部門、物性機能デバイス工学研究部門、コヒーレントウエーブ工学研究部門の3大研究部門に改組された
2004年 (平成16年)
  • 東北大学が国立大学法人となる
  • 電気・通信・電子・情報工学科と応用物理学科を統一し、電気情報・物理工学科が発足した
  • 電気エネルギーシステムコース、情報通信システムコース、情報エレクトロニクスコース、情報工学コース、応用物理コースの5コースが設けられた
  • 電気通信研究所は、情報デバイス研究部門、ブロードバンド工学研究部門、人間情報システム研究部門、システム・ソフトウェア研究部門の4大研究部門と、ナノ・スピン実験施設、ブレインウェア実験施設、21世紀情報通信研究開発センターの3実験施設とに改組された
2007年 (平成19年) 電気情報・物理工学科を情報知能システム総合学科と改称し、次の7コースを設けた
エネルギーインテリジェンスコース、 コミュニケーションネットワークコース、情報ナノエレクトロニクスコース、 ナノサイエンスコース、コンピュータサイエンスコース、知能コンピューティングコース、メディカルバイオエレクトロニクスコース
2012年(平成24年) 電気・通信工学専攻が改組され、電気エネルギーシステム専攻と通信工学専攻が新設された
東北大学 電気・情報系
〒980-8579 仙台市青葉区荒巻字青葉 6-6-05
TEL : 022-795-7186(教務係)
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