研究室公開

OPEN LABORATORY

先進マルチメディア情報知能システム
情報工学コース

37

自然言語処理:言葉がわかる人工知能

体験しよう!人工知能の最前線

乾・鈴木(潤)研究室
南講義棟103特設(ロボット・AI)

EXHIBIT

オープンキャンパスでの展示

自然言語処理技術を応用した、言葉が分かるコンピュータの体験型デモ

特設会場(南講義棟103)では、言葉が分かるコンピュータを応用したシステム・サービスを展示・実演します。楽しい会話ができる対話ロボット、英語論文の執筆を支援するシステム、記述式試験の採点をサポートするシステムなどのデモを体験できます。

研究室(1号館660)では、7/30(火) 9:00-15:00、7/31(水) 9:00-16:00 の日程で研究室紹介を行います。研究室の活動や生活についてより詳しく聞きたい方、研究室配属を検討中の在学生の皆さん、ぜひいらしてください!

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知識を使った多様な応答が可能な雑談対話システム

自然言語処理の応用技術の一つに「対話システム」があります。対話システムは、人間同士が行うような会話をコンピュータで実現するものです。人間の発話に対して適切な、あるいは気の利いた返事をする対話システムは、最近ではスマートフォンのアプリやSNSでも馴染みのある方も多いでしょう。
 
対話システムの基本的な仕組みは、人間同士の対話の膨大なデータを利用した機械学習です。システムが機械学習により対話のパターンを捉えることで、どのような発話に対してもある程度自然な応答を自動で生成・応答することが可能になりました。一方で、特定の知識に基づいた応答を機械学習で生成することは難しく、人間が設計したルールに従ってデータベースを参照して生成する方が、より優れた応答ができる場合も多くあります。
 
本研究では、機械学習による発話生成とルールによる応答を組み合わせることで、状況に応じた対話と知識を使った対話を臨機応変に行える雑談対話システムを開発しました。オープンキャンパスでは、実際に雑談対話システムとのチャットを体験できます。

自然言語生成技術を用いた自動ライティング支援システム

自然言語生成技術の発展により、流暢な文を自動生成することが可能になりました。この生成技術を用いて、計算機が自然な言い回しを提案するという新たな形のライティング支援に挑んでいます。メールやSNS、レポートの作成など、自身の思考や体験を言語化し、適切な言い回しを推敲する場面は日常に溢れており、ビッグデータと機械学習によってライティング活動の効率化を目指します。
 
本研究では、大学生や研究者のもっとも重要な活動の一つである論文執筆に焦点を当てて自動支援システムの開発を行っています。オープンキャンパスでは、「こんな感じの文を書きたい」という粗い下書きを入力すると、計算機が内容を汲み取り、学術論文上で自然な文に変換してくれる様子を体験できます。

国語記述式問題の自動採点システム

大学入試のシステムが大きく変わります。センター試験に代わって2021年に始まる共通テストでは記述式の問題が導入されます。記述式問題の採点にあたっては、数十万人の受験生の答案の全てに目を通す必要があり、採点を全て人の手で行うには多大な人的コストが必要になることが懸念されています。そのため、人間の採点者の作業を効率化する技術の必要性が高まっています。
 
本研究では、記述式問題の答案を自動で採点することで、人間による採点作業をサポートします。記述式問題には採点のための複数の観点が設けられていることが一般的です。本研究では、答案の総合点を算出するだけでなく、答案のどの部分がどの観点と対応しているかを採点者に提示することにより、採点作業の効率化を可能にします。