研究室公開

OPEN LABORATORY

次世代情報通信システムとデバイス
通信工学コース

999

人工知能で人間のようなコンピュータを体験

脳型LSIによる新しいコンピューティングの世界

羽生・夏井研究室
本年度展示なし

EXHIBIT

オープンキャンパスでの展示

「脳型LSI」ってなんだろう?

私たちが普段使っているスマートフォンやパソコンは、LSI(集積回路)によって動作するコンピュータです。現在のコンピュータは非常に便利なものになりましたが、人間のようにモノを見て「理解」や「判断」をすることが難しいです。「脳型LSI」は、人工知能をコンピュータに組み込んだ新しいLSIです。人工知能を組み込むことで、コンピュータ世界(ゲームのような仮想の世界)から実世界で役に立つ LSIとなります。私たちは、LSIの新しい可能性を研究開発しています。

脳の視覚処理LSI(脳型LSI)のデモ

私たち人間は物体(犬や猫など)を認識するとき、目から入った物体の映像を一旦「成分」に分解して、その後成分情報の組み合わせの結果、物体を認識していると言われています。このデモでは、脳で視覚処理の成分抽出を行う第1次視覚野(V1)の機能をLSI上で再現したものになります。

スマホアプリが研究室をナビゲート

SmartCampusへ

不揮発性を利用した超低消費電力な万能LSI (FPGA)の開発

ユーザーが演算機能を「カメレオン」のように自在に変身できるLSI (FPGA: Field-Programmable Gate Array)は,自動車やスマートフォンなど身の回りの様々な機器に搭載されています。しかし,その電力消費の増大が深刻化しています。私たちは電源OFFでも情報を保持可能な素子 (不揮発性メモリ素子)を利用した新たなFPGAを開発し,その超低消費電力化を実現しています。さらに,この技術を人工知能を搭載したLSI (脳型LSI)の実現に展開しています。

人工知能を組み込んだコンピュータ(脳型LSI)でエラーを自動修正する技術を開発

人間の脳は,情報の文脈を理解し,欠落を補完することによって,円滑なコミュニケーションを実現しています.私たちは,脳が持つ高次情報処理機能をLSI(コンピュータチップ)に組み込み,情報伝送時に生じるエラーを自動的に訂正することで,高性能動作と信頼性確保を両立する新しいコンピュータの研究開発を行っています.