研究室公開

OPEN LABORATORY

未来を切り拓く最先端のエレクトロニクス
電子工学コース

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半導体を使って脳を作る

人のパートナーとなる脳型計算機

佐藤(茂)・櫻庭研究室
南講義棟103特設(ロボット・AI)

EXHIBIT

オープンキャンパスでの展示

人間の脳をトランジスタを使って実現する

最新のLSIには、微細加工技術の進歩により、数億個のトランジスタが搭載されるようになってきています。かつては夢物語だった「人間の脳をトランジスタを使って実現する」ことも今では現実味を帯びてきています。本研究室では、原子サイズで制御された半導体を用いて、脳を実現する研究を進めています。この研究を進めることで、今のコンピュータに比べ人に優しい脳型コンピュータが実用化できると考えています。

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脳型計算機のプロトタイプ実現に関する研究

実世界に対応しうる脳型計算機の工学的実現のためには、関係するプロセス技術、デバイス技術、回路技術、並びに計算機アーキテクチャの開発が必要不可欠であり、本研究室では、脳型計算機を構成するために必要なナノ集積化プロセス・デバイス技術の開発を軸に、この分野において先導的な役割を果たすべく研究を進めていきます。

IV族半導体デバイス・プロセス

IV族半導体デバイスの高性能化・高機能化に向けて、基板非加熱プラズマCVDを用いた各種半導体薄膜の形成とそれを用いたデバイス製作について研究を行っています。例えば、高平坦歪緩和Ge基板を用いることにより、高キャリア移動度の高度歪BドープSi極薄膜形成を可能にしました。また、高性能SiGe系共鳴トンネル素子では、ナノメートルオーダ厚のヘテロ構造が必須であり、原子オーダでのヘテロ界面平坦性制御とともに高障壁材料の導入が不可欠となることを示しています。

運動立体視により空間を認識するLSI

脳型情報処理の具体的な応用のために、単眼奥行き手がかりの一つで、連続像から視差情報を得る運動立体視を行う脳型計算システムについて研究を行っています。会場では局所運動を検出するLSIのデモを行います。