東北大学工学部電気情報物理工学科

Department of Information and Intelligent Systems

情報知能システム総合学科から2015年4月に名称変更

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研究分野別(理学/工学/農学/医歯薬学/人文・社会学)の博士人材の所得の違い

詳細データが公表されてからこのブログに書こうと思っていたのですが、なかなか公表されないようなので、とりあえず書くことにしました。

文部科学省の学術政策研究所が6月1日に開催したシンポジウム「博士号取得が魅力あるキャリアとして選択される社会を目指して 博士人材のキャリア追跡データの構築と活用」での、同研究所の小林淑恵上席研究官の「第1回博士人材追跡調査 日本の博士の現状とその活用に向けて」いう発表資料からの引用です。同研究所が行った「博士人材追跡調査」の結果が紹介されています。オリジナルはこちら。
    小林 淑恵(文部科学省 科学技術・学術政策研究所 第1調査研究グループ 上席研究官)
この20ページ目に「所得状況(研究分野別)」というグラフが載っていますので、ご紹介。

bunyabetushotoku.jpg
折れ線グラフではなく帯グラフにしてくれるともっと違いがわかりやすくなるのではないかと思うのですが、それはそれとして、一口に「博士人材」(本調査の場合、2012年度の博士課程修了者5,052名)といっても、分野別にかなり異なることがわかります。

高校生の方は、今後進む分野を考える際に、このような情報も少し考慮に入れるとよいのではないでしょうか。

上記発表資料の最後にある詳細資料へは現在アクセスできないようです。より調査が進むことを期待したいです。



文部科学省が「理工系人材育成戦略」を策定しました

文部科学省から、平成27年3月13日付けで「理工系人材育成戦略」(The first edition)が発表されました。文部科学省からのリリース文はこちら。


個々の内容はともかくとして、一番最初の「1.理工系人材の戦略的育成の必要性」に書かれている問題意識は、「国もそういう意識を持っているんだなぁ」と将来理工系を目指そうと思っているみなさんにもぜひ知っておいていただきたいと思って、このブログで紹介することにしました。
こういう問題意識です。

===
・・・ (豊かさを実感できる社会の)実現において、未来を築く最先端研究開発から、グローバルに人々の生活を一変させる全く新しい商品開発、日常生活を堅実に支える製品開発・運用まで、新しいアイデアと高い技術力を駆使し実用へと導くことのできる付加価値の高い理工系人材は、欠くことのできない存在である。
このことを重視し、我が国は、理工系人材の質的充実・量的確保に向け、戦略的に人材育成に取り組んでいく必要がある。
===

「何を今更」と思う方も多いとは思いますが、改めて理工系人材の重要性を国として主張しておく、ということの意義は大きいと思います。今後の展開に期待したいです。


日経産業新聞『大学解剖』欄 東北大学特集

 日経産業新聞の『大学解剖』欄で、本日1月20日(火)から東北大学特集が始まりました。
  (記事タイトル)
   [1面]実学の杜 最先端走る 次世代半導体 学生が試作 AO入試活用 人材幅広く
   [3面]電機復活担う 西沢門下生

 本学科の情報が満載となっています。なかなかご家庭で購読していることは少ない新聞だとは思いますが、公共図書館等にはあると思いますので、ぜひご覧ください。

 1面の記事で最初に紹介されているのは、本学科の電気通信研究所では世界の最先端を走る半導体素子の試作に学生一人ひとりが取り組んでいること。学生でも世界に挑戦できる環境があることを紹介してくれています。
 ここで登場している修士1年の平山絵里子さん(青森県立弘前高等学校出身)は、この学科Webの「高校生・受験生へのメッセージ」にも寄稿してくれていますので、ぜひそちらもご覧ください。
  「世界第一線の研究者である先生の下で充実した大学生活を送ろう
  

 3面の記事では、『東北大は今も半導体や光デバイスの研究の「聖地」だ。』と紹介してくれています。先日のこのコラムでもご紹介した、高輝度の赤色LEDや緑色LEDなどを開発した西沢潤一名誉教授のインタビューも掲載されています。

未来の社会のキーワードは「ビッグデータ」と「人工知能」(?)


新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。


お正月休みの1月3日,NHKスペシャルの新シリーズ「ネクストワールド 私たちの未来」の第1回「未来はどこまで予測できるのか」を見ました。ご覧になった方も多いのではないかと思います。番組の詳細はこちら


番組の中の近未来ドラマは,30年後の2045年が舞台。高校生のみなさんがお父さん・お母さんくらいの年齢となっている頃かもしれませんね。そういえば昨年11月のサイエンス・アゴラで本学科が出展したブースでも,「自分がお母さん・お父さんの年齢になった時、こんな技術が出現してわたしたちの生活を支えてくれたらいいな」という質問で「作りたい未来」を高校生のみなさんにお聞きしました。


番組の中では「未来の社会ではコンピュータに支配されている」という印象がある点を始めとして「?」と思う箇所も多々ありました(笑)が,未来の社会のキーワードとして「ビックデータ」と「人工知能」が示されていましたね。それと身の回りの様々なデータを収集する「センシング」の重要性も(うっすらですが)示されていました。


一人ひとりが持つデータがビックデータとして結びつくことによってどんなことが実現できるかの例は,本学科Webの「高校生・受験生のための研究紹介」でも青木孝文教授が解説しています。ご関心があればご覧ください。
 「もし人間のような視覚を持ったコンピュータが実現できたら
   コンピュータビジョンによる近未来のアプリケーション」
  http://www.ecei.tohoku.ac.jp/eipe/research/aoki/

ほかにも,例えば次の研究室で,ビックデータや人工知能を研究しています。ぜひのぞいてみてください。

 乾・岡崎研究室     http://www.cl.ecei.tohoku.ac.jp/
 篠原研究室       http://www.shino.ecei.tohoku.ac.jp/
 木下(哲)・北形研究室 http://www.ka.riec.tohoku.ac.jp/index.html
 木下(賢)・大林研究室 http://www.sb.ecei.tohoku.ac.jp/


本学科で取り組んでいるこれらの研究を俯瞰して、学科パンフレットでは「知能ロボット・知能システム創造への挑戦」というページを作りました。本学科Webでもご覧いただけますので、ぜひご覧ください。


高校生・受験生のみなさんにとっては,本学科に進んでこれらの研究室でビックデータや人工知能の研究に取り組むことで,今日のNHKスペシャルが描いていた未来とはまた違う未来を,みなさん自身の手で切り拓いていくことがきっと可能になります。



P.S.その1
「ビックデータから人工知能が結果結論を示してくれる。なぜそうなのかの理由は示してくれないが。」というくだりは,「多変量解析などの統計学はこれからはとても重要」ことも逆説的に示してくれていました。高校生のみなさんにとっては「数学Bがとっても重要」ということですね。


P.S.その2
近未来ドラマの中で出てきた,主人公にアドバイスするイヌ型のエージェント,もっと人なつっこい方がいいなぁ。。。 ネコ型のエージェントだと,もっと気まぐれなんだろうか。。。

2015年のトレンドキーワードは「ロンキャリ女子」(?)

リクルートホールディングスが12月17日に発表した「2015年のトレンド予測」によると、「進学」の領域の2015年のトレンドキーワードは、
   「ロンキャリ女子」
だそうです。
   「仕事か家庭か」ではなく、「仕事も家庭も」あきらめない女子高生
のことを指すとのこと。

 ◆2015年のトレンド予測(リクルートホールディングス)
  http://www.recruit.jp/news_data/release/2014/1217_15511.html
 ◆詳細ページ(リクルート進学総研)
  http://souken.shingakunet.com/research/2014/05/2014-1d5d.html
  http://souken.shingakunet.com/research/2015trend.pdf


女子学生の卒業後のキャリアについて、本学科では昨年12月に『女性研究者フォーラム』を開催しました。この時の様子を、本学科Webの「進路・就職」の中の『女性研究者フォーラム』のページで紹介しています。

 ◆東北大学電気・情報系『女性研究者フォーラム』
  ?企業で活躍する 東北大学電気・情報系の女性卒業生たち?
  http://www.ecei.tohoku.ac.jp/eipe/career/wforum.html


企業での女性研究者・技術者等の活躍に関して、企業で研究者・技術者として活躍されている本学科の女性卒業生6名から様々なお話しをいただくとともに、現役の女子学生との交流を深めました。せひご覧ください。

#「研究者として働き続けるための結婚相手の選び方」という超実践的なプレゼンもありましたが、さすがにWebでは非公開です。。。



なお東北大学電気・情報系『女性研究者フォーラム』は、本年度は来年3月7日(土)に開催を予定しています。

電気電子工学分野の科研費採択件数で東北大学がトップに

 

大学では様々な機関から研究費を受け入れていますが、その中でも主要なものの1つが『科学研究費補助金』(いわゆる「科研費」)です。

この科研費の配分状況について、文部科学省から過去5年間の分野細目別新規採択件数の上位機関が10月に発表されました。

この中で「理工」系の「工学」分野の「電気電子工学」分科は、6つの細目(細かい研究領域)から構成されています。

東北大学は、電気電子工学の6つの細目のうちの4つの細目で1位となっています(残る2つの細目は、東京工業大学と京都大学がそれぞれ1位)。

この結果は、電気電子工学分野で東北大学が主導的な位置にあることを改めて示していると言えそうです。


 (出典)平成26年度科研費(補助金分・基金分)の配分について

       http://www.mext.go.jp/a_menu/shinkou/hojyo/1352401.htm

     の資料3-3(p.47から)

週刊ダイヤモンドの「使える理系学科」評価で、情報工学が1位、電気・電子工学が2位に

週刊ダイヤモンドの2014年10月18日号の特集「最新 大学評価ランキング」の中で、「ビジネスマンによる評価 使える理系学科 ベスト10」という表が掲載されています(p.51)。


このランキングでは、「情報工学」が1位、「電気・電子工学」が2位となり、本学科関連の分野が最上位を占めました。

p.52には、三上隆次・マイナビ編集長の 「30年近く採用の仕事をしていて、電気系が売り手でなかった時代はない」とのコメントも掲載されています。

「就職に強い電気電子情報工学」を示す1つの結果ですね。