東北大学工学部電気情報物理工学科

Department of Electrical, Information and Physics Engineering

情報知能システム総合学科から2015年4月に名称変更

  • 電気工学
  • 通信工学
  • 電子工学
  • 応用物理学
  • 情報工学
  • バイオ・医工学

Voices & Lifestyle声・ライフスタイル

海外留学・研修体験記

海外研修、留学、国際学会への参加、さらには自分の研究成果の国際学会での発表。
先輩たちが積んだグローバルな経験の様子をご紹介します。(2014年6月取材)

ロボット+宇宙の夢を現実に自分の可能性を広げたドイツ留学

留学は未来へつながる大きなターニングポイント

私が留学を志したのは大学1年生の時です。その目的は二つあり、一つは海外で自分の語学力を試すこと、もう一つは東北大進学のきっかけとなった「ロボット」「宇宙」という興味分野について、グローバルな視野を持つこと。そこで、ロボットや宇宙の分野で最先端の技術を生み出しているドイツの大学を留学先として選びました。

留学先では英語による授業を受けるため、出発前の期間は専門科目を一通り復習するとともに、専門用語を英語で覚えるよう心がけました。また、日常生活では当然ドイツ語が必要になるため、空き時間を見つけてはドイツ語学習を頑張りました。交換留学生としての経験は初めてで戸惑いもありましたが、国際交流室の先生方のきめ細かなフォローアップによりスムーズに準備を進めることができ、とても感謝しています。

ハンブルグ・ハ―ルブルク工科大学は、世界中から留学生が集まるオープンな雰囲気の大学です。私の同期だけでも、ヨーロッパ諸国を中心に30名以上。交流イベントでは他の学生が気さくに声をかけてくれて、すぐに友だちができました。授業はロボティクス、コントロールシステム、半導体デバイスなど5つを選択。授業中はひたすら英語の聞き取りに専念し、授業終了後に友だちと図書館へ行って猛勉強する毎日でした。それでも、勉強すればするほど面白い内容ばかりで、大変さよりも充実感でいっぱいでした。

ドイツ第2の都市であるハンブルグは利便性もよく、生活は快適そのもの。留学生は最初の3ヶ月間ミュージアムやオペラ鑑賞が無料になる嬉しい制度があり、がんばった自分へのご褒美として多彩なアートを満喫しました。ホームステイのホストファミリーをはじめ、街の人々はとてもフレンドリー。公園で一緒にサッカーを楽しむなど一つ一つの出会いを大切にし、自分から行動することでコミュニケーションの輪を広げました。

さらに、東北大学が学術交流協定を結ぶ、憧れの「ドイツ航空宇宙センター(DLR)」訪問は、今後につながる大きな刺激になりました。案内役のDLRスタッフは、私のどんな質問にも丁寧に答えるだけでなく、ロボットアームの開発現場まで見せてくれました。その時の興奮は今も鮮明に覚えています。「将来はこういう分野で活躍したい!」と、自分の未来像をはっきり描くことができました。

このほか、短期間ながら接客販売のアルバイトも体験し、学業とプライベートともに満足度の高い7カ月間が終了。留学にかかる費用については、交換留学なので留学先での授業料はかからず、留学経費の約半分を工学部からの奨学金でカバーすることができました。

留学を終えて感じたことは、目的意識を持って自発的に行動することの大切さ。異なる国での生活は、出会う人、環境すべてが新鮮で、新たな自分を発見するチャンス。夢を切りひらく自信にもつながりました。「1%でも思ったらやった方がいい」と私は考えています。留学したいとちょっとでも思ったなら留学に挑戦することをみなさんにもお勧めします。

ドイツ留学の様子

現在は実世界コンピューティング研究室で生き物をモデルにしたロボットづくりを行う。「ロボット+宇宙」に欠かせないソフト部分の知識を生かし、いつか夢の舞台で活躍する日をめざして。

千葉 大徳さん
メディカルバイオエレクトロニクスコース4年
北海道札幌西高等学校卒業
留学先:ハンブルグ・ハールブルク工科大学(ドイツ)
留学期間:平成25年9月20日~平成26年4月20日