東北大学工学部電気情報物理工学科

Department of Electrical, Information and Physics Engineering

情報知能システム総合学科から2015年4月に名称変更

  • 電気工学
  • 通信工学
  • 電子工学
  • 応用物理学
  • 情報工学
  • バイオ・医工学

Voices & Lifestyle声・ライフスタイル

海外留学・研修体験記

海外研修、留学、国際学会への参加、さらには自分の研究成果の国際学会での発表。
電気情報物理工学科では、自分が希望すれば、たくさんのグローバルな経験を積むことができる環境が用意されています。
先輩たちが積んだグローバルな経験の様子をご紹介します。(2015年6月取材)

スイス留学の価値ある経験を生かし自分の未来を切りひらく

何事も恐れず飛び込むことで大きく成長できた

関西出身の私が東北大学へ進学した理由の一つは、興味を持っていた通信分野で東北大学が最先端を走っていること、そしてもう一つは、今までにない環境に身を置いて自分の可能性を広げたいという思いからでした。留学を志したきっかけも同じで、異なる言語、文化、価値観を持つ人々の中で幅広く経験を積み、成長したいと考えたのです。

その一歩として、2年生の夏に工学部で行っている「学生国際工学研修」へ参加しました。期間は1週間と短かかったのですが、留学さらにはグローバルな活躍を目指している意識の高い仲間と知り合うことができ、大変刺激を受けました。そこで改めて交換留学に応募し、今回の5ヵ月間にわたるスイス留学に挑戦。工学部国際交流室の先生方が留学に必要な手続きや情報提供はもちろん、奨学金制度の紹介など費用面でも手厚くサポートしてくださったので、とても心強かったです。

留学先に選んだのは、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETHZ)。アインシュタインを始めノーベル賞受賞者を多数輩出した大学として知られ、研究レベルが高く、国際交流も盛んな大学です。学部の授業はドイツ語で行われるため、英語での授業となる大学院の授業を選択したのですが、留学前に英語の勉強が十分にできなかったこともあって、はじめは簡単な会話もひと苦労で落ち込む日々でした。しかし自ら積極的に行動するうちに多くの友人ができ、コミュニケ―ションを通してかなりの英語力を身につけることができました。

ETHZには世界のさまざまな国から優秀な学生が来ているだけあって学生一人ひとりの意識が高く、質問が飛び交う授業は活気にあふれ、講義と実習がセットになった授業スタイルも、口述の試験方法もとてもユニーク。また大学施設にはバーまであり、授業の後に仲間とビールを酌み交わすなど、日本との違いに驚きつつも刺激的なキャンパスライフでした。

生活の場であるドミトリー(寮)は、ヨーロッパやアジア各国から学生が集まり国際色豊か。それぞれが自国の料理をつくってふるまうなど、食事を通しての文化交流も楽しめました。また、スイスは近隣諸国と自由に行き来できるため、休日は物価の安いドイツへ買い出しに行ったり、各国の史跡めぐりやコンサートを満喫。時には困難もありましたが、乗り越えることで自信につながったと思います。

何もかもが新鮮で充実した5ヵ月間を終え、現在は大学院で研究に没頭する毎日ですが、留学中にできた海外の友人とはSNSで今も連絡を取り合い、絆を深めています。そして、以前はあいまいだった卒業後の進路もグローバルな視点で考えられるようになり、方向性がはっきりと定まりました。大学生活は自分から行動を起こしてこそ実りあるものになります。人との関わりも将来の目標も、授業だけで得られるわけでは決してありません。そういう意味でも留学して良かったと心から思いますし、バックアップ体制がしっかり整った東北大学に感謝しています。

留学したいという気持ちが少しでもあるなら、臆することなく飛び込んでみてください。海外での貴重な経験は、かけがえのない財産になるはずです。ぜひ思い切ってチャレンジしてほしいと思います。

スイス留学の様子

留学を通して日本の良さや問題点を実感。卒業後は大学での学びを生かしつつ、海外の知恵や考えを日本へ展開する“伝道師”的な存在として広く社会に貢献したい。

福留 秀基さん
大学院工学研究科通信工学専攻
博士課程(前期)1年 先端ワイヤレス通信技術研究室
甲陽学院高等学校(兵庫県)卒業
留学先:スイス連邦工科大学チューリッヒ校(スイス)
留学期間:2014年9月~2015年1月

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