東北大学工学部電気情報物理工学科

Department of Electrical, Information and Physics Engineering

情報知能システム総合学科から2015年4月に名称変更

  • 電気工学
  • 通信工学
  • 電子工学
  • 応用物理学
  • 情報工学
  • バイオ・医工学

Career Paths進路・就職

社会で活躍する先輩たち卒業生のお仕事拝見

自分の技術で世界中の人々の暮らしを豊かにする

電機メーカー

 「自分の技術で世界中の人々の暮らしを豊かにしたい」という思いから、幅広い事業フィールドを持つ電機メーカーであるパナソニックに入社しました。私は入社以来、次世代蓄電デバイスの開発に携わっています。私たちの身の回りに目を向けると、自動車に使用されている鉛電池やスマートフォンに内蔵しているリチウムイオン電池など、様々な蓄電デバイスが利用されています。それらは現在の生活に不可欠なものですが、安全性・利便性・環境負荷の点では更なる改善を求める声があります。そうした声に答えて、一日でも早く社会貢献ができるように、技術・製造・営業といった多様な職能の人たちと協力しながらチーム一丸となって新製品の開発に取り組んでいます。

 現在私は次世代蓄電デバイス開発の設計・評価を担当していますが、本学科で学んだ知識・経験が役立っています。例えば、評価用モジュールやデモ機を作製する際は電気・電子工学分野、評価用プログラムを作成する際は情報工学分野の知識が必要となります。さらに今後は、身近な製品への人工知能活用やIoT 化が本格化することで電気・電子・情報系の重要性が一層高まると予想されます。また学業以外でも、公私共に本音で語り合える仲間と出会えたことが私にとって大きな収穫となりました。

安久津 誠さん

安久津 誠さん
パナソニック株式会社 オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社
デバイスソリューション事業部 技術・品質保証部 開発二課
大学院工学研究科 電子工学専攻
博士課程(前期)修了(2012年)
宮城県仙台第二高等学校 卒業

技術とアイデアで世の中をより面白く

印刷会社

 「技術やテクノロジーを生かした面白いものを作り出したい。」5年前、私はそのような思いを持って凸版印刷に入社しました。印刷会社というと本やパンフレットを作るというのが一般的なイメージですが、現在はその事業が多岐にわたり、マーケティング、パッケージデザイン、キャンペーンや商品プロモーションの企画運営など様々なものを生業としています。

 その中で私はVR(仮想現実感)やAR(拡張現実感)、スマートフォンアプリなどを使ったデジタルプロモーションの企画制作を担当しています。多種多様な企画を考えるにあたって大事なことは、色々な考え方を身に付けておくことです。本学科では、コース・研究室の選択前に幅広い分野を勉強します。それは、直接今の仕事には関係ない内容でしたが、その分野での物事の捉え方や問題の解法などが自分の一部となり、確実にアイデアの幅を広げてくれていると感じています。自分にしか出せないアイデアで多くの人を驚かせる、楽しませることを目的に私は日々の仕事に取り組んでいます。

 大学生活は勉強時間も勉強以外の時間もたくさんあります。そこでたくさんの人に出会い、色々な経験をできたことが自分の今に繋がっていると思います。違う会社に就職した研究室の同期と同じプロジェクトに参加していることもあり、当時の人間関係が財産となっていると感じます。

飛澤 健太さん

飛澤 健太さん
凸版印刷株式会社
情報コミュニケーション事業本部
トッパンアイデアセンター
先端表現技術開発本部
大学院情報科学研究科 システム情報科学専攻
博士課程(前期)修了(2012年)
岩手県立花巻北高等学校 卒業

特許に関する国際的な枠組をつくることで日本や世界の技術開発と産業発展を支える

中央官庁

 特許庁を志望したのは、学生時代に培った技術的バックグラウンドも活かしつつ、より幅広い分野の人と関わりたいと考えたためです。

 入庁後は、スマートフォンなどの電話通信技術に関する特許審査や、欧米やアセアン、南米等の世界中の外国知財庁との間で、特許審査に関する国際ワークシェアリングの推進に携わる経験をしました。現在のポストでは、主に、世界の特許出願件数の約80%を占める日米欧中韓からなる五大特許庁の枠組みでの国際協力の推進や特許制度調和に向けた国際交渉を担当しています。特に、最近では、五大特許庁のトップである長官が集まる長官会合を東京で開催し、ホスト国として、会合開催に向けた国内外の調整、会合の運営だけでなく、共同声明の署名に向けた交渉にも参加することができました。

 最後に、特許庁での仕事は、大学での研究とは一見全く違うように見えますが、本学科で学んだ科目の内容だけでなく、研究生活で培った、適切な課題・目標を設定し、周囲の人たちと相談・協力をしな がら研究を進めた経験が全て活かされていると感じます。

角張 亜希子さん

角張 亜希子さん
特許庁
総務部国際政策課
大学院工学研究科 電子工学専攻
博士課程(後期)修了(2006年)
福井県立勝山高等学校 卒業