東北大学工学部情報知能システム総合学科

Department of Information and Intelligent Systems

平成27年4月、「電気情報物理工学科」へ名称変更

  • 電気工学
  • 通信工学
  • 電子工学
  • 応用物理学
  • 情報工学
  • バイオ・医工学

Courseコース紹介

メディカルバイオエレクトロニクス

人にやさしく、かつ高精度な診断・治療技術の実現を目指す

現在、我が国では本格的な高齢化社会を迎え、世界的には新たな疾病が発生するなど、医療診断・治療技術に対する需要がますます高まっています。電気・通信・電子・情報工学は、現在の医療診断・治療システムの基盤を成す重要な分野であり、さらに、これらを生体に適用するためには様々なノウハウが必要です。

メディカルバイオエレクトロニクスコースでは、電気・電子工学の基盤について学ぶとともに、複雑な生体システムを科学的に計測・解析して制御するための方法論を身に付け、健康維持や医療への応用を目指します。

人体がしばしば内的な宇宙に例えられるように、生体システムには未だ解明されていないことが沢山あります。本コースでは、それらの現象を解明するための高精度で高性能の生体計測・制御法の研究開発に挑戦することで、さまざまな病気に対する革新的な診断法や治療法を生み出すばかりでなく、未知の生体現象に遭遇できるかもしれません。

メディカルバイオエレクトロニクス

ここが魅力!![※2013年6月取材]

私は高校生の時に科学技術を用いたものづくりと医療に興味を持っていたため、本学科の中でもこのコースを選択しました。このコースでは電気電子情報工学に関する講義だけではなく、基礎的な医学の講義や、医療に必要な工学に関する講義もカリキュラムとして含まれています。このように医学と工学の二つの領域について幅広く学ぶことが出来る点が本コースの魅力であると感じています。

私は本コースで学ぶうちに生体内を可視化する技術に興味を持ち、現在は光と超音波を用いて生体内を可視化する新しいイメージング(画像化)方法について研究を行っています。将来、この方法が病気の早期発見に繋がり、患者さんの治療に役立つことができるよう、日々研究を行いながら大学生活を送っています。

佐藤 みかさん

佐藤 みかさん
大学院医工学研究科
医工学専攻
博士課程(前期)2年
青森県立弘前高等学校 卒業

学生による研究室紹介[※2014年7月取材]

研究トピックス

「光」が広げる先進医療の世界

本コースでは様々な研究が行われているが、ここでは光の医療応用について紹介する。レーザメス、レーシック、美容整形……。光を使えば直接患部に触れることなく精密な診断・治療が可能だ。光ファイバを駆使したフレキシブルな医療機器は、光の届かない体内でミクロの医療行為を可能にする。

「光」が広げる先進医療の世界

最先端の電子・情報技術に基づく高精度な診断・治療法

生きるということは病との闘いとも言えます。そして、進行してしまった病気というのはなかなか治療が難しいものです。治療可能な早期段階で病気を発見し、人体へのダメージを最小限に抑えた治療を行うには、高精度な診断技術と高性能な治療技術が必要不可欠です。本コースでは、超音波やレーザーによる高精度診断技術および超音波や電磁エネルギーを利用した温熱療法、高度な不整脈検出法、骨格筋の機能的電気刺激技術などの基礎を学ぶとともに、その最先端の研究開発に携わることができます。

最先端の電子・情報技術に基づく高精度な診断・治療法

生体試料のラマン分光解析

生体の組成と機能・動作原理の解明

生体を構成する物質の機能や生理現象の中には、現在も未解明なものがたくさんあります。本コースでは、それらを解明するべく、生体化学物質検出用の高精度なセンサの研究開発や神経回路の機能の解析などに取り組んでいます。

生体の組成と機能・動作原理の解明

小脳中のパーキンジェ細胞(神経細胞)をカルシウムイオンの波が伝搬していく様子(カルシウムイオンは細胞機能の最重要分子)をシミュレーションしたもの。カルシウムイオン濃度が高い,白く表現された領域が拡大していくのが分かります。脳内の神経回路の活動や細胞内の分子の働きも数学的に表現し,解析することができます。

生体の組成と機能・動作原理の解明

細胞培養の実験風景と細胞の顕微鏡写真

研究室一覧