関連する学内組織

   

 

昨今、電子ネットワークサービスの発達・普及に伴って、情報の共有化、価値観の均一化・一元化、人・モノ・コトのグローバル化(国際化)が進んでおり、社会のあり方が大きく変わろうとしています。これまで大学には、社会教育を先導するリーダーシップ、教員の自由な視点・発想に基づく研究、企業にはできない長期スタンスの取り組みが求められてきました。しかし、社会状況の不透明さが増すなかで、時代の変化に即応できるガバナンス(統率力)、透明で効率的な組織運営、公共教育機関としてのリスクマネージメント(セキュリティコントロール)が望まれています。すなわち、組織構造(ヒエラルキー)とガバナンスを駆使して、大きな社会問題に対して最大限の成果を生み出すことが求められています。

大学での研究と教育の特徴は、「ロングレンジ」というキーワードで括れますが、それに対してもチェック機能と説明責任(アカウンタビリティ)が求められます。そのため、教育・研究の質を自律的に確保していくための内部質保障の仕組み作りも重要な課題です。個々の大学の特徴を明確化して、その役割を訴求していく取り組みも欠かせません。何かと目前・直近の分かりやすさが最初に求められる時代ではありますが、長期的な課題そしてまだ見えない課題に備えるため、今後も、広範な知識の創出・蓄積センター(深遠な知の殿堂?)としての役割を担っていく必要があります。大学は、そのための組織や運営のあり方を模索していかなければなりません。

本研究室に所属する教員は、以下の学内組織に所属しており、上記の課題を認識しながら、学術研究分野の確保、講義・指導などの教育分担、大学・大学院の組織運営(教務、進路指導、学生支援、産学連携、広報など)に関わる責務を着実に果たしていきます。

 

東北大学

 

大学 学部/学科/コース:  工学部 / 電気情報物理工学科 / 電子工学コース

 

大学院 研究科/専攻:  工学研究科 / 電子工学専攻 

 

連携部局:  東北大学電気通信研究所

 

連携部局:  災害国際研究所

 

所属グループ:  東北大学 電気・情報系

 

 

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冬のケヤキ並木(青葉山キャンパス)