統一研究課題

統一研究課題


   光・無線ネットワークの研究を重点として、情報通信デバイス研究と基礎理論、ヒューマンオリエンテッドな知的情報通信や環境の自律認識・予測にもとづく知能情報システムの研究を進めている。拠点の具体的な統一テーマを「臨場感あふれるコミュニケーションの実現を目指して」とし、遠くにいてもその場にいるような臨場感ある通信環境を作り出すことを目標に、高精細画像表示技術を基にした総合的な研究を行っている。高密度メモリ・ディスプレィデバイス、VLSIアーキテクチャ、音と映像の融合技術、3次元音・映像情報のキャプチャ・抽出と合成、高速光・無線通信ネットワーク、光・無線信号処理の融合の他、量子通信、スピントロニクスなどの次世代技術について積極的に研究を展開している。


● 具体的なシステム実現目標 ●


仮想3次元シアター:

   3次元映像と3次元音場を連携して取得し、究極のコンテンツ「空間AVメディア」として提供。


バーチャル大会議とテレコンファレンス:

   汎用ネットワークを用いて図面や講演風景を伝送・表示し、多数の小会議室をバーチャル大会議室に変身或いは国内外をつないだテレコンファレンスを簡単に実現。


映像監視技術:

   3次元・超解像・超ワイドダイナミックレンジ映像より、あらゆる事象を見逃さない監視・生体認証技術を確立。