当研究室のポリシー

 当研究室では、、がんや骨疾患の治療に貢献する医用材料(特にセラミックスや金属等の無機系材料)に関する研究を行っています。具体的には、ゾル-ゲル法などの種々の材料合成手法を用いて、がん治療用材料(特に微粒子)や骨補填材料を合成し、その化学的・物理的・生物学的特性を評価し、臨床応用に繋がる知見を得ることを目指します。

 当研究室では、医用材料に関するオリジナルな内容を含んでいれば、学生が自らテーマを設定することもできます。研究室に配属されると、教員や先輩が現在進行中の研究テーマを紹介し、教員からはテーマ案を提示しますが、テーマ案以外の研究にチャレンジすることも歓迎します。

 当研究室では、学生の自主性を重んじ、コアタイムは設定せず、週1回のセミナーへの出席と月1回の研究進捗報告を課しています。研究室は研究を行う場であり、コアタイムに研究室に居ることが目的となっては意味がないと考えるからです。

 しかし、自主性を重んじるということは、自分できちんと計画を立てて研究を進める能力(責任)が求められることを意味します。卒論研究や修論研究の目的は、未だ答えの得られていない課題を見出し、それを解決する能力を身に付けることです。学生からの求めに応じて教員は適宜アドバイスを与えますが、卒論研究や修論研究は基本的に独力(自力)で行う作業です。従って、日々の研究を疎かにしていると、卒業や修了に深刻な支障をきたします(日頃の行いは最終的には全て自分に跳ね返ってきますし、教員のサポートにも限界があります)。従って、自己管理のできない学生に当研究室は適しません

 当研研究室では、がんや骨疾患治療に貢献し得る医用材料に興味があり、多少の失敗にもめげずに粘り強く研究を続けられる、自己管理のできる学生を歓迎します。

研究室紹介 2018

↑研究室紹介の際に使用したスライド(3枚)です。

配布資料 2018

↑研究室見学の配布資料です。

研究テーマ紹介

↑上記資料では紹介しきれなかった、研究テーマの詳細です。