共同研究募集

がん医工学に関心のある方々へ(小玉研究室の論文解説)


がん医工学の研究体制のあり方について
  
当研究室では, がんの診断・治療を患者様にできるだけ苦痛を与えることなく効果的に, しかも低コストでおこなう方策を医工学という観点から研究しております. 2014年6月1日に, 東北大学医工学研究科に, がん医工学センターが設置され, 当研究室はその基幹分野の一つです. 医工学は応用科学であり, 研究成果を臨床に還元されなければ医工学の使命は果たせません.
当研究室は, ノーベル賞受賞者の江崎玲於奈博士が, 成功する研究室の要件として述べられたOrganized Chaosという言葉とSerendipityという言葉を研究室の理念として掲げております. Chaosとは天地創造の前の混沌とした状態のことです. Chaosだけですと無秩序な研究室になってしまいますが, Organizedという言葉が付くことによって, いろいろな考えや研究手法を持っている研究者が, あるものを創造するために集まっていると理解していただいてよろしいかと思います. また, Serendipityとは, 何かを探しているときに, 探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉です.
これから紹介します当研究室の研究は, まさにOrganized ChaosとSerendipityから生まれており,この研究理念に基づき,患者様のためのがん医工学の研究を現在も進めております.

以下,カロリンスカ研究所前所長Hans Wigzell先生の言葉の意味をかみしめながら, 当研究室の研究について逐次お話していきたいと思います.

Scientists who can not tell their grandmothers what they do, do not know what they do.
【参考文献】Hans Wigzell 教授, 本学来訪. 愛媛プロテオ科学アカデミー AProS NEWS LETTER. 2004.

リンパ節転移の診断・治療のための疾患モデルについて (2014年6月2日更新)