研究紹介

研究内容

現在私たち日本人は,男性で4人に1人,女性で6人に1人が「がん」で死亡します。
がん患者の死亡の9割が転移に起因するものであり,有効な転移治療法はいまだ確立しておりません。
私たちは,乳がん,頭頸部がんで見られる転移リンパ節の早期診断・治療に焦点を絞り, 世界に先駆けた研究成果の報告と臨床応用に取り組んでおります。

 

私たちの研究室では、マウスを実験に使用しています 。
基礎研究から臨床研究へのステップには、人間と同じ生命原理で生きる動物による実験が必要不可欠であり、これをなくして私たちは、医学の進歩に貢献することができません。
私たちは、動物実験計画書および遺伝子組換え実験計画書の承認後に、動物実験をおこなっており、 動物の尊い犠牲を通じて、“がんの診断・治療法”が臨床現場で応用されるように日々研究に専念しております。

ナノ・マイクロバブルとは,ナノ・マイクロサイズの気泡のことです。
私たちの研究室では、がん病巣部への薬剤集積性を高めるために、音響性リポソームとよばれるナノ・マイクロバブルと超音波を使用した分子導入法を開発しています。

リポソーム : 両親媒性のリン脂質二重膜で形成された微小胞であり、生体適合性があるため、マクロファージなどに除去されない。そのため、生体内を長時間循環することができる。