絵画
武田様より、絵画「赤いヘリ」をご寄贈いただきました。未来館2階エレベータホールに展示しております。
赤いヘリ/Red Flier
武田 久/Hisashi Takeda
制作:平成元年(1989)
油彩・キャンバス/oil on canvas
F100 (162.0×130.3cm)
第43回二紀展に出展
寄贈者:武田 怜 2014年 環境科学研究科修士課程修了
この絵画は、1988 年に、作者が、長男の勤務する米国のマサチューセッツ(MA)大学医学部を訪れた際に、
同メディカルセンターから飛び立とうとするドクターヘリを描いた、そのスケッチをもとに制作された抽象作品。
未来館の落成にあたり、当アカデミアの未来への飛翔を祈念して、遺族より寄贈された。
作者紹介: 武田 久 (1921-1994)
東京高等師範学校(東京教育大学、現・筑波大学)卒。二紀会同人。
生前、香川師範学校(現・香川大学)、宇都宮高等学校、文教大学、足利短期大学において、美術教育指導に当たる一方、栃木県二紀会の創設に尽力し、
抽象油彩画、具象水彩画を中心に、幅広い美術創作活動を生涯にわたって続けた。
現在、その作品は、東京国立近代美術館、栃木県美術館、香川県立ミュージアム、宇都宮美術館、足利美術館、
大川美術館などに収蔵され、常設展あるいは企画展にて展示されている。 回顧展は、1996 年に宇都宮文化会館、2004
年に大川美術館において開催された。寄贈者 武田 怜は孫にあたる。