Step-QIスクール事務局です。

グローバルに事業展開している企業・組織で第一線で活躍する方が登壇する「グローバルキャリアセミナー」【金曜5講時/川内北】(スクール4年次対象プログラム)が4月14日より開講スタートしました!

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こんにちは,篠原・吉仲研究室 修士1年のY.I.です.私は大学1年生から4年間,Step-QIスクールに参加していました.今回は,その4年間を簡単に振り返った記事を書きたいと思います.

 私がStep-QIスクールに参加したきっかけは,(おそらくですが)水曜日の5限目に開講された特別講義での説明会でした.入学当初,大学では情報科学についてあらゆることを知りたいと意気込んでいた私にとって,半年の間だけ研究室へと通うことのできる,Step-QIのアドバンス創造工学研修などは,とても魅力的に思えました.しかし実際にプログラムが始まってみると,1年次では英語の授業をただ受講するだけの日々.「本当にこのプログラムを取って良かったのだろうか」と疑いつつ,当時は,外国人の先生や一緒に受講している仲間との交流を目的に,毎週の授業に出席していました.
 大学2年生の後期になり,いよいよ最初のアドバンス創造工学研修が始まりました.様々な研究室が興味深いテーマで研修を開講し,その中で私は何をしたいのかという点で,当時の私はひどく悩みました.「そもそも私は具体的に何の分野に興味があって」「興味のある分野ではどのような研究が行われているのか」という点について,研究室のウェブサイトや関連記事を調べながら,真面目に向き合えたのではないかなと考えています.今となっては,早い段階で自分の興味関心を知り,情報科学の世界に向き合うことのできた,非常に良い経験であったと思います.
悩んだ末,2年次では音声処理の研究を行っている,伊藤・能勢研究室を,3年次では自然言語処理の研究を行っている,乾・岡崎研究室を志望しました.先生方,研究室の皆様のご指導のおかげで,2年次・3年次を通して,多くの貴重な経験をすることができました.幸運にも,2年次で口頭発表したサイエンス・インカレでは,サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞を受賞しました.何らかの形で外部の方に認めていただけたという経験は,今後の研究に対するモチベーションに大きくつながりました.
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さらに,アドバンス創造工学研修を受講した2年間は,1年次で受講した英語授業の価値を大きく実感できた年でもありました.3年次に,アメリカにあるサンディエゴという都市で開催されたワークショップに実際に参加し,海外の研究者の方々に自分の研究を対面で伝えるという体験をすることができましたが,このとき,1年次の英語授業や,3年次以降に開催される英語プレゼンテーション大会での経験が大きな支えとなりました.

さて,私は現在,篠原・吉仲研究室で,(自然言語ではない)文字列に関する研究をしています.いま私が研究している分野は,今までStep-QIで経験してきた分野にも負けないくらい面白く,奥が深い(そしてピュアな)分野であると思います.
多くの人が4年生で研究室を選び,初めて研究に取り組むことでしょう.それぞれが配属された研究室で,自らが先行する研究分野の専門性を高めていくことになりますが,もし研究に違和感を覚えたとしても,それは「そういうものである」と捉えるほかありません.しかし,Step-QIのプログラムを通して,ほかの様々な研究分野に触れておくことで,今の研究分野を少し離れた視点から見つめることができます.「他の研究分野に少しでも土地勘がある」,これは非常に大きなアドバンテージであると確信しています.
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               卒業式(篠原・吉仲研究室にて)

Step-QIは単に英語能力や技術を向上させてくれるだけのプログラムではなく,早くから様々なことを体験できる,数々の研修を通して,今後の大学生活や研究生活での視野を広げてくれるプログラムです.この4年間を振り返って,Step-QIでの経験はかけがえのないものであったと実感しています.

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