ニュース ロボティクスコース講義Ⅰ・Ⅱ実施報告

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Step-QIスクール事務局です。

9月25日、26日、28日において1年次ロボティクスコース講義Ⅰ・Ⅱを実施しました。受講を希望したスクール1年次11名が参加し、ナショナルインスツルメンツ社のLabVIEW(システム開発言語ソフトウェア)myRIO(制御・組込ハードウェアデバイス)を用いて、ロボット制作の基礎知識、プログラミング方法、制御や測定技術等、実際に手を動かしながら学びました。
この講座の特徴の一つは、グラフィカルプログラミング言語である LabVIEWを使用し、プログラムをテキストで記述するのではなく、視覚的なオブジェクトでプログラミングを構築する所です。受講生にとっては、プログラミングというとC言語等のプログラミング言語を使って文字列で構築するイメージが強かったようですが、視覚的にアイコンを配置し、入出力関係やデータフローが直感的に把握できるLabVIEWは、プログラミング初心者でも面白く楽しいという感想が聞かれました。
以下、当日の様子も含めて報告します。

≪ロボティクスコース講義Ⅰ≫9/25、26
 冒頭では本学 電子情報システム・応物系 学生実験室 横山さんが、コース全体のスケジュールや昨年度の発表会(ライントレース)の様子等を話して下さいました。また実際にその場でロボット実装デモ機を使って、動いていたデモ機に手をかざすと反応し止まる様子を見ることが出来ました。測定は付属の赤外線センサーがLEDから対象物に光を発光し、その反射光を受光することでmyRIOで対象物との距離を測定する仕組みになっているそうです。
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その後、「LabVIEWとmyRIOを使ってロボットを作ろう」というタイトルで、東京からお越しいただいた日本ナショナルインスツルメンツ株式会社 技術部 杤木様が講座を担当して下さいました。LabVIEW(Laboratory Virtual Instrumentation Engineering Workbenchの略)は主に計測や制御用に用いられるそうです。LabVIEW では、通常の言語でいう関数にあたるVI(Virtual Instruments)を表すアイコンをウィンドウ平面上に配置し、VIとVIの間を配線することによってデータフローを表します。エンジニアや研究者に広く支持されてエレクトロニクス、家電 、自動車 、バイオメディカル 、 セキュリティ等様々な分野で活用されているとのことでした。
初日は、LabVIEWの基礎的な使い方、演算等を学び、2日目は、myRIOの使い方、LabVIEWとUSBデバイスを用いた距離センサの電圧収録、加速度測定、画像処理の計測プログラム作成の実践を行いました。

研究室や企業では数多く扱われているLabVIEWとmyRIOですが、受講生にとっては初めてで試行錯誤しながらも隣りの方と協力し実習を進めていました。
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≪ロボティクスコース講義Ⅱ≫9/28
 3日目の講師は、本学 電子情報システム・応物系 学生実験室 横山さんが担当。ロボット製作に必須のモーター制御について教えていただきました。受講生はモーター制御の流れを学習し、LabVIEWで制御プログラムの作成を行いました。
その後発表会の競技説明、今後のスケジュール、チーム分けを実施。今年度の発表会は、「障害物回避」となり、チーム(2~3名)は4チーム結成されました。
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講座終了後のアンケートからは「使ったことのないソフトとハードが使えて面白かった」「実際に作ってみたい」との声が寄せられました。

今後は、発表会に向けて10月から12月までの2か月間、学生実験室にてチーム毎に集まり、センサーを搭載した障害物回避が出来る自律走行カーのプログラミングを構築していきます。自分のPCにLabVIEWをインストールした方は、実験室以外でも自主的に取り組むことが出来ます。受講生の皆さん、是非3日間の講座で学んだことを実践に生かし、チームで知恵を出し合い頑張ってください。

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