こんにちは。学部3年の沼尾と申します。今回はアドバンス創造工学での体験談を書きつけたいと思います。

【アドバンス創造工学を受講することになったきっかけ】
私がアドバンス創造工学を知ったのは学部2年始めに行われる学部・学科別ガイダンスのときでした。学部始めにはやはり意欲的になるもので、私は何か新しいことに挑戦したいと考えていました。そこで学部2年のうちから実践的な研究をさせていただけるStep-QIのアドバンス創造工学は非常に興味深いもので、アドバンス創造工学の受講を決めたのです。

【アドバンス創造工学で体験したこと】
私は鷲尾研究室に配属され、研究テーマは「ランプ加熱によるレアアースフリー広帯域青色蛍光酸化物薄膜の合成」でした。わかりやすく書くと、「白色LEDに用いる、よく光る蛍光体をレアアースを用いずに作る」です。
私がアドバンス創造工学で学んだことは研究の進め方です。よりよい物を作るためにどのような実験条件を設定し、どのようにデータを整理して、どう次の実験につなげるか。研究ではこのようなプロセスを繰り返し行います。「成膜温度」「成膜時間」「薄膜の構成物質のモル比」「発光・励起スペクトル」「膜厚」「結晶の形状、大きさ」「発光効率」。ざっと挙げるだけでも試料にはこれだけ多くの要素があり、これらが相互に影響を及ぼしています。試料1つ作るのにも優に1時間は超えるため、全ての条件を整えることはできません。その中で傾向をつかみ成果を上げていくことをアドバンス創造工学で経験し、学ぶことができました。

【サイエンス・インカレ】
私は3/3,3/4に立教大学で行われたサイエンス・インカレという全国学生研究発表会に参加しました。サイエンス・インカレでの活動は主に2つ、発表と交流です。
まず始めに発表について書きつけたいと思います。発表方法はスライドによる口頭発表とポスター発表の2つがあります。私はポスター発表部門で参加しました。ポスター発表では発表を見に来てくださった方々にその都度研究内容を説明し、質問にお答えします。ポスター発表の感想は、一言「力不足」です。"専門ではない人に" "簡潔に要点を伝える"。これがどれだけ難しいことか痛感させられました。
次に交流についてです。サイエンス・インカレでは学生同士、または学生と企業との交流が積極的に行われます。例えば交流会(立食会)ではお互いの研究について話したり、雑談をしたりしました。私がこの交流会で感じたのは他の学生たちの熱意です。日本各地には熱意のある人たちがこんなにもいる!!! 普段関わる機会のない人々とお話しできたことは非常に大きな経験だと感じています。
私はサイエンス・インカレを通じて人々から意欲をかき立てられ、さらに自分の実力不足を感じさせられました。今回は賞こそとることが叶いませんでしたが、サイエンス・インカレへの出場は自分にとって非常に大きなものだと考えてます。
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【最後に】
Step-QIかぁ~、どうせ能力の高い人たちしかいないんだろうなぁ~、と思いつつも勇気を出して参加してみたのですが、今では参加してよかったなと思っています。3年次でも参加し、サイエンス・インカレへのリベンジを考えています。皆さんもぜひ参加してみてください。

〇自己紹介のはなし
日に日に暖かくなり春を感じる今日この頃、皆さんどのような日々をお過ごしでしょうか。今年は花粉の量がすごいらしく、私の周囲は花粉にひどく苦しめられているようです。なお、筆者は花粉症ではないので、純粋に、全力で、MAX、春の訪れを心から嬉しく思っています。
 
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後述のポスターセッション会場に向かう道中の桜(若干天気悪いですが、春ですね~)

申し遅れました、私は伊藤・能勢研究室所属、学部4年の早坂琢真です。皆さん、はじめまして。今回このようなブログを書く機会を頂けたので、Step-QIスクール活動の主役であるアドバンス創造工学の魅力を伝えられたらと思います。

〇動機のはなし
私の場合、学部2年からStep-QIスクールに参加し、アドバンス創造工学研修を2年間体験しました。Step-QIスクールに参加したきっかけは、学部1年で受講した創造工学研修(アドバンス創造工学とややこしいですが、工学部が開設している全くの別の授業)でした。創造工学研修ではMEMSアプリケーションの開発を体験させていただいたのですが、恥ずかしながら、よく分からないまま終わってしまいました。それが、とても悔しかったんですよね。それで、このまま終われるかーって、気づいたらStep-QIスクールに参加申し込みしていました(笑)。つまりは私のように、1年次スクール不参加で、2年次から参加するってのも全然ありなので、興味があれば申し込んじゃいましょう。

〇研究活動のはなし
前述の通り、私は2年間アドバンス創造工学研修に参加しましたが、2年間通して音声に関する研究を行っている伊藤・能勢研究室でお世話になりました。伊藤研では歌唱音声を対象に、いま流行りの機械学習を用いた研究を行いました。週に1回研究室に足を運び、伊藤先生のサポートを受けつつ実験をし、その日出た課題を1週間かけて自分なりに検証・実装する。そして翌週、その結果を持って研究室に向かう。基本これの繰り返しでした。週1というペースゆえに、講義の多いセメスターでも、無理なく行えました。研究室配属がされた以降では、こんなにゆっくり研究活動をすることはできないでしょう。そのため、研究の雰囲気をより深く楽しめたように思います。
先日は、電子情報通信学会主催のポスターセッションに参加してきましたが、非常に面白いものでした。5時間ぶっ続けでしたので、なかなか疲れましたが、他校の学生さんや、専門の人にさまざまな意見をいただき、すぐにでも試したいという欲求に駆られました。私の頭の中に新たな視点がどんどん構築されていくのを強く感じ、胸が高鳴りました。今回、4年生に上がる段階でこのようなポスターセッションをする機会に巡り合えたのは、今後の研究室生活を考えてもいい刺激となったように思います。

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ポスターセッション会場での1枚(A0判のポスターかなりデカい)

〇まとめのはなし
私はアドバンス創造工学研修先をそのまま研究室配属先に志望しましたが、私のように直接ではなくとも、アドバンス創造工学は研究室選択時によい道しるべとなってくれると思います。前もって考える機会があるというのはとても重要で、アドバンス創造工学はそのいい機会になります。また、座学で身に付けたことを実際の研究の場で活かす面白さを早めに知れるので、今後の授業のモチベーションにもなります。ちょっとの興味でこのプログラムに参加さえすれば、大きな経験値として返ってきます。研究費用や学会等参加時の旅費は支給されますので、見返りしかないプログラムと言っても過言ではないでしょう。
Step-QIスクールは、アドバンス創造工学の他に英語に尽力するプログラムでもあるので、英語力の向上を期待して参加するのもいいと思います。いずれにせよ、ここまで充実したプログラムに参加しないのはもったいないです。後輩の皆さんには、ぜひこの機会に参加を検討していただければと思います。

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