それは、4月1日の夜の出来事。
情報知能システム総合学科のTwitterがこんなことを言いました。
「今年度のStep QIスクールの募集が始まりました!」
・・・あれ、募集開始?・・・あれ、最低でも募集始まるまでにはブログ書いてねとか言われてたような?・・・あれ、私書いてないよね?

やっちゃった・・・・・・(゚´Д`゚)゚

というわけで、もうアウトですが、、今更かよ!って感じですが、、かるーく書かせて頂きます♪笑

末光・吹留研究室という、片平でグラフェントランジスタの作製を目指している研究室で半年間お世話になりました!
私に至っては、そのまま研究室配属させて頂きましたので、これからもどんどんお世話になりますが!笑
私たちが研修で学んだことの一部を紹介させて頂きます( ´ ▽ ` )

その1:真空について

S先輩「真空って何だと思う?」

私「何もない状態のことですよね!」

S先輩「それが違うんだなー!現実に、分子らが完全にない状態はありえないんだよね!大気圧より圧力が低い状態は全て!真空っていうのさ!」

私「へー・・」

真空って一義的に決まる状態ではないということです。分子がどれだけ少ないかによって、低真空、中真空、高真空、、という分類があります。真空の質が、電子デバイス作製の上で、とーっても!重要です(*´▽`*)


その2:グラフェンについて

S先輩「グラフェンは、炭素原子が蜂の巣状に結合したもので、電子の移動度が高いという、電子デバイス応用に有益な性質を持っているんだ!」

私「でも、所詮、ただの炭素じゃ・・?」

S先輩「特別な点は、結合に使われているπ結合の電子が、ほとんど障壁なく自由に動き回れること!」

私「高速で省エネなデバイスを作るのに、役に立ちそう!どんどん使っちゃえばいいんですよね・・?」

S先輩「でもグラフェンて、周囲の影響を受けやすくて、電子の移動ととか、その他いろんな性質が変化しやすいんだよねー(;;)しかも1層のグラフェンを作るのは、めっちゃ難しい・・なんたって、原子1個分だからね!」

私「グラフェンのデバイス応用も難しいのですね!;」

グラフェンの持つ、特別な物理的特性は、デバイスにとって魅力的なものばかり。でもデバイスはとっても繊細です。そう簡単に、私たちのニーズに合ったグラフェンやデバイス作製条件を得られません。だからこそ!末光・吹留研究室では、最適条件を求めるべく、日々活動をしているのです(*´▽`*)


と、まぁ、とってもザックリと、色々書いてみました。
デバイス作製の道のりは長い!私の心は何度も折れかけました。いや、実際、折れていました(´・_・`)笑
でも、ステキな先生と先輩と同期に恵まれて、とーーっても!充実した日々を過ごすことができました(^-^)
研究って大変!
私は、何も分からずに、適当にこの場所を選んだわけですが、無の私がリタイアせずにここまでやって来られたのは、偏に!人に恵まれたおかげですね\(//∇//)\

末光先生、吹留先生、P先輩、S(1)先輩、H先輩、F先輩、S(2)先輩には、多大なるご迷惑をお掛け致しました。
ですが、お陰さまで、とーーーーっても!充実した研修生活を送らせていただきました(*´ω`*) 感謝・・・!
末光・吹留研に来られて、本当によかったっ(^0^)/♥

スクール生 B3(新B4) 菅原健太  長谷川美佳(文責)
どうも今晩は。コンピュータサイエンスコース3年生のStep-QIスクール受講生です。
僕はアドバンスド創造工学研修で大堀研にお邪魔し、smlsharpという言語の補助ツールの開発をしています。

smlsharpはStandard MLという古くから存在している言語を実用上重要な機能を拡張した次世代の関数型言語です。
特に重要な機能としてC言語とのシームレスな連携、というものがあります。
現在smlsharpは言語の機能として、C言語で書かれたライブラリから関数をインポートできます。
これは強力な機能でなにせC言語は歴史のある言語です。有用なライブラリが多数利用できます。

ですが、今のところこれらを利用するためにインポートの宣言を手打ちする必要があります。それをC言語のヘッダーファイルから自動生成しよう、という試みです。

自動生成すると、色々と良いことがあります。
まず人間の作業の手間を減らす、ということが当たり前にあるのですが自動生成によって信頼性を向上させる、というのも重要な側面です。
人間の手で書いたプログラムなんてどこに打ち間違えやら勘違いがあるかわかったものではありません。
ハンドメイドのものを喜ぶ文化なんてありません。自動生成にするよって、システムの信頼性を上げるという目的もあります。

というわけでスタートしたプロジェクトだったのですが、MLを用いた開発で規模の大きい(ソースファイルを分割する必要のある規模で)開発を行うのは初めてだったのでツールの使い方から開発方法まで苦労しました。
まずEmacsエディタのセットアップ、Linux-FamilyのOSのインストールから始まり端末の使い方まで。

Emacsはカスタマイズ性の高いテキストエディタで、独特の強力なショートカットコマンドが多数実装されており、主にUNIXユーザーの間で使われるツールです。
慣れると非常に便利なのですが、殆どの作業をショートカットコマンドで行うので慣れないと全然使いものにならないクセのあるエディタでした。
ツールの設定もLISPで行わないといけないところもあるし。

今ではEmacsのキーバインドにWindowsのメモ帳でC-aを押すと全選択になるのに一々イラッとする程度にまで慣れたのですが、スタート時は大変でした
なんで一般的なツールは全選択になっているのでしょうか、そんなに使うんでしょうか。
(Emacsでは文頭に現在位置を移動 というコマンドになっているのです)

Standard MLをコードの整形などサポートしてくれるツールがあるから、という理由でEmacsが選ばれているのですが、
今では殆どの時間をエディタと向かい合うことになる我々としては強力なエディタに慣れておくのは実用上重要で良い経験をした、と思っております。

研修自体は週一回集まって、受講生がその週で出来た成果を大堀研のスタッフの方々に見てもらう、という形式で行っています。
週一で何か必ず見せられるところまで作業しておこなければいけない、というのは大変で週に実験の授業が2回みたいです。3回くらい血を吐きそうになりました。
(知り合いの参加者が全員同じ事言っているので僕達だけじゃないと思われますが)
毎度指摘される部分が多々あり、そのたびにもっと頑張らねばなぁと思う次第です。

僕たちはサイエンス・インカレには参加しませんが、PPL2013にポスター発表で申し込み予定です。もうちょっと頑張ろうと常々思っております。

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