StepQIスクール受講生、2年のR.N.です。
昨年度1年間StepQIスクールを受けてみての感想などを書かせてもらいたいと思います。

私は大学に入学する前からプログラミングに興味がありました。そんなときにStepQIスクールの紹介を聞き、ロボットに対するプログラミングを学べるロボティクス講座があると知り受講を決めました。
ロボティクス講座に参加してみてよかったことは、大きく分けて3つありました。

1つ目は、高価で普通の大学生では触れることができないような機材やソフトウェアを用いて学習ができたことです。この講座ではLabVIEWというグラフィカルプログラムを用いてmyRIOという制御機を動かします。LabVIEW はC言語やPythonなどの文字で書く言語と異なり、アイコンを配置しつなぐことでプログラムを作ります。そのためプログラミング経験が少なかった私でもすぐに使うことができました。またmyRIO用の機能もLabVIEWには豊富に用意されていて、モータの速度制御やセンサの値の取得などが簡単にでき、ロボット制御の知識が少ない自分でもロボットを動かすことができました。最初にロボット制御を学ぶ場として最高の環境だったと思います。
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2つ目は、StepQIスクールを通して1年生の内からプログラミングとロボットの制御を学ぶことができたことです。1年生の授業では専門的なことを学ぶ機会が少なく、少し物足りないなと思うことが時々ありました。しかしこの講座が始まってからは、自分が学びたいと思っていたプログラミングやロボット制御を学ぶことができ非常に充実した大学生活を送ることができました。
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3つ目は、座学だけではなく実際に自分でロボットを作り制御まですることができると言うことです。プログラミングを学習した後は、それを使って自分でオリジナルのプログラムを作りたくなります。この講座はプログラミングを学習した後に、自分でロボットを作る環境が得られるため、すぐに使うことができます。なかなかうまく動かないことも多かったですが調べていく内に自分の知識を増やすことができました。この環境はプログラミングを学ぶ環境としてとても良いと思いました。
私はこのロボティクス講座で学んだことを用いてWROというロボットコンテストに参加することになりました。このロボコンはmyRIOを使わなければいけないという条件があり講座で学んだことを生かして参加することができます。東北大学からの参加は今年が初めてらしいので今後継続して参加できるよう、しっかりと結果を残したいと思っています。StepQIスクールへの参加を悩んでいる方々は参加してみることをおすすめします。様々な経験ができ損はないと思います。
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 <起・紹介>
学部3年、バイオ・医工学コースに所属しているY.S.です。
さて、我らが電気情報物理工学科は年間に250名以上の学生を受け入れるだけの体制が整っており、4年次の配属に向けて迷う方も多いと思います。実際に私自身、数か月後には配属の希望を決めなければならず、どこを選ぼうか迷っている最中です。ただ、迷う間もなくテストが迫り、その先には夏休みが待っている、何とも年末のように忙しない時期ですね。
話はそれましたが、私はちょうど1年ほど前から、AD創造工学研修というプログラムを利用して、研究活動を始めました。この学科の研究室の数を考えると、研修で選択できる研究室の数はあまり多くはないものの、実際に研究室での様子を下見できる機会は貴重なものです。私は、かねてより興味があった、電気通信研究所の白井研究室を選択しました。
白井研では恵まれた環境を提供していただき、物性やスピントロニクスに関する知識を先生方や先輩方に教わりながら、手探りながらも物性機能設計に関する研究を楽しく行うことができました。1年間ほど続けた研究で、一定の成果を残すことができたこともあり、イギリスでのポスター発表の機会をいただきました。本ブログでは、私の海外での研究発表について簡単にご報告させていただきます。

<承・決意>
さて今回、私がいわば強引に国際学会への参加を計画したのは、学部生の早い時期に国際的な視点から"研究"を俯瞰する必要を感じたからでした。この1年間で、サイエンスインカレでの口頭発表や、国内での研究発表講演会などで聴講してみては、その雰囲気に圧倒されていました。
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               第6回サイエンス・インカレ口頭発表の様子

ただ逆にいえば、日本人だけが集まったカンファレンスでさえ、ここまでの迫力があるのだから、国際学会なんてきっと想像にも及ばないのだろうという考えを抱くようにもなったのです。「世界の研究をこの目で見たい」、という理由のもと、先生や事務局の方へ打診してみると、快くOKをいただくことができ、心の中で喜びの声をあげていました。
ただ、実際に参加するとなると、出発前はポスターの作製も大変だし、「学部生の知識に毛が生えた程度のものでは太刀打ちできないのではないか」という不安に襲われますし、出発までは辛いこともありました。

<転・旅立>
大学入学後、国際工学研修でスウェーデンに渡航していたこともあり、出国から入国まではあっという間でした。ただ、イギリス国内では鉄道のチケット買うのにも苦労しますし、挙句の果てに宿泊先のカギを受け取ろうとしたら宿主が家に帰ってしまっていて、公衆電話から電話するという何ともリスニング試験のような場面もあり、それなりのハプニングがありました。到着日にテロが起きたことも含めて、ポスター発表以外にも不安だらけの幕開けでした。

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               会場のヨークは歴史ある城壁に囲まれたおしゃれな街

ポスター発表では出発前の不安通り、質疑応答には苦しめられました。ただ、知識が足りる、足りない以前の問題として、英語で突きつけられる質問の内容がほとんど聞き取れませんでした。日本語で聞かれても答える自信がありませんけど。それでも、参加してしまえば相手の質問を無視するわけにもいきませんから、一生懸命答えなければなりませんし、逆に他のポスターを見て少しでも質問してみようと努力もするわけです。おそらく、相手の欲しかった答えは出せていないんでしょうけど。そういう意味で、言葉の壁を直接的に感じることができ、それを必死に乗り越えようとしたことは、たいへんな勉強になりました。
また講演の聴講では、自分の知らない知識が多々あるうえ、当然のごとく言語が日本語ではありませんから、その難しさは説明する必要はないでしょう。ただ自分に似たテーマは多少理解できましたし、講演後のランチの時間にこっそり質問しに行ったりするなど、なかなか楽しむこともできました。
 講演聴講とポスター発表を繰り返すだけの3日間でしたが、イギリスでの時間は充実しておりあっという間に終わってしまいました。今回の発表は1年間の集大成として位置付けていたこともあり、学会の終了後は名残惜しくさえ感じました。
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               白井先生の講演では私のポスターを宣伝してくださいました
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               ポスター発表の真っ最中
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               海外の博士課程学生の発表

<結・希望>
さて、学部3年は講義も少ないわけではなく、研究と授業の両立は簡単なものではないと思います。この学年で国際学会発表の経験ができる学生は、そう多くはいないでしょう。ただ、私が皆さんに伝えたいのは、今回の国際学会参加のチャンスは、当学科に在籍する学生であれば誰でもつかむことができるということです。唯一の要件は、それなりに研究に励むこと、ただそれだけです。留学に行くのが当たり前の時代となり、様々なプログラムや奨学金がありますが、これほどに学生にとってお得で、アカデミックに特化したプログラムは他にないでしょう。私は、一人でも多く当学科の後輩が、このチャンスをつかんで欲しいと、切に願っております。
最後に、今回の参加に際して書類の作成をお手伝いいただいたstep-QI事務局の方々、ならびに手厚い指導をしていただいた上に今回のシンポジウムの参加を許可していただいた白井先生、辻川先生、そして研究生活を支えてくださった研究室の先輩である金村さんにはたいへんお世話になりました。この場を借りて、心より感謝と御礼を申し上げます。

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