皆様こんにちは.須川・黒田研究室のM(学部4年)と申します.Step-QIスクールには,入学当初から参加しており,活動も4年目に突入いたしました.本プログラムでは様々な活動に参加できますが,その中でも2,3年生のみが受けられる「アドバンス創造工学研修」についてお話させていただきます.

 アドバンス創造工学研修とは,2年次から専門的な研究に取り組むことができる早期研究プログラムのことです.本来であれば,本学科の研究室配属は3年の12月であり,本格的な研究活動が始まるのは4年生になってからなのですが,この研修により,一足早く研究をスタートさせることができるのです.研究といっても,毎日朝から晩まで!ということはもちろんなく,先生や先輩たちと相談しながら,自分のペースで活動を続けることができます.2年次と3年次で別の研究室を選んでも大丈夫なので,「ここってどんな研究をしているところなのかな,気になる!」「自分はこの分野をやりたいけど,実際の内容ってどんなことをやっているのだろう」「研究室の雰囲気が知りたい」など,そういった気持ちで参加してみるのもありだと思います.私の場合は,自分の興味のある分野を第一に考え,2年次に末光・吹留研究室,3年次に須川・黒田研究室にお世話になりました.どちらも場所や研究内容,環境などの違いがあり,研究室選びの参考となりました.最終的には3年次にお世話になった須川・黒田研究室にそのまま配属となり,夏頃から研究室に通っていたおかげで,先輩たちに可愛がっていただけたり,研究室の雰囲気に慣れることができたり,研究内容は難しいのですが,なにをしているのかがちょっとわかったり,それが勉強へのモチベーションにつながったりと,配属前の大きなアドバンテージになったと思います.また,3年次のアドバンス創造工学研修の結果をもとに,第6回サイエンス・インカレにも出場させていただきました.そのことを踏まえて,今年度の活動を少し振り返ろうと思います.

 まず,スタートは夏休みの後半からで,大体週1,2回程度通っていました.本学科の6セメスターは(今までにちゃんと単位を取り切っていれば)授業数が最も少なく,特に電子コースは1日お休みの日が週に3度もあったので,それを活かして研究を行いました.須川・黒田研究室は主にイメージセンサを扱っている研究室で,半田付けをしたり,回路を組んだり,撮像実験を行ったり,データ処理をしたりなどを先輩たちに手伝っていただきながら取り組みました.本プログラムで推奨されているサイエンス・インカレ(自主研究の祭典,毎年3月に開催される)のエントリー締め切りが11月末だったので,その頃は回数が多めでしたが,基本的には自分のペースで通うことができます.研修の間に芋煮などの研究室のイベントに参加させていただいたり,歓迎会を行っていただいたりと,あたたかく迎えていただきました.また,創造工学研修を受けるにあたり,須川先生とお話させていただいたのですが,研究内容について熱く語ってくださり,それが非常に夢のある内容で,須川先生の熱意に心動かされ,「この研究室なら,一人前の人間になれるのではないか」と感じ,第一で配属を希望致しました.院進学を考えているため,事前にアドバンス創造工学研修を受けたことで,これから先研究室で学んでいく覚悟もできたと思っています.

実験系(4年村田さん)WEB.png新規キャンバス(4年村田さん)WEB.jpg

 そして,前述したように,今回の研修内容をもとにサイエンス・インカレに参加して参りました.
 サイエンス・インカレでは「痛み・採血無しで手軽に測れる非侵襲血糖値センサに向けたグルコース吸光イメージング」と題して口頭部門で発表致しました.初めての研究発表,しかも口頭発表ということで非常に緊張しましたが,時間内で発表内容をまとめる能力や人前で発表する度胸が身についたと感じています.また,書類作成や質疑応答のために原理や先行研究について学んだため,研究内容についてより理解することができました.サイエンス・インカレでは,自分と同じように自主的に研究を行っている他大学の学生さんが多数参加しているので,他分野の研究について知ることができたり,他の参加学生と交流を深めることができたり,それによりプラスの刺激を受けたりと,参加することで感じられることが多数ありました.光栄なことに,「SCREEN賞」という企業賞を頂けたのですが,受賞の有無にかかわらず,参加価値のある研究発表会であったかなと思います.
※受賞の様子については、スクールHP「サイエンス・インカレ受賞のお知らせ」参照。
◎P3044151縮小.jpg◎P3054482縮小WEB.jpg○P3054486縮小.jpg◎特別講義P3044223.jpg

以上をまとめますと,アドバンス創造工学研修は通常より一足先に研究に参加することができ,研究室で求められるレベルと自分のレベルとのギャップを知ることで勉強のモチベーションを上げたり,研究室の雰囲気を知ることができたり,学部生ではなかなか得ることができない発表の機会を頂けたりと,様々なアドバンテージが得られる研修です.4月17日には今年度の集大成として,ポスターセッションが開かれるので,ぜひ聞きにいらしてください.拙筆ではありますが,皆様の参考になれば幸いです.

東北大学 工学部
情報知能システム総合学科
須川・黒田研究室 学部4年生
M.M.


皆さんこんにちは, 応用物理学コース専攻 宮﨑研究室 学部4年のY.H.です. 
私は2016/9/21から2016/9/23の三日間, ポルトガルのリスボンで開催された国際学会EUROPEAN CONFERENCE ON THERMOELECTRICS (ECT2016)に参加しました. この学会では主に熱電材料に関する研究をメインにさまざまな国の研究者が議論しました. 
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実のところ私は国際学会に参加することを少しためらっていました. というのも, 研究室での夏ゼミやその二週間前に国内学会のポスター発表があったことと, 海外に対し些かの不安があったためです(恥ずかしながら初めての海外でした). 
 皆さんの中にも忙しい方や国際学会に抵抗がある方がいらっしゃるかもしれません. 私から言えることは, 迷うくらいなら行った方が絶対にいいです. というのも学部4年で国際学会に参加する人はほとんどいない(私の周りでは)なかなかない機会であるとともに, 現時点の自分のレベルがよくわかるからです. 
 私自身, 知識が浅いことは重々承知の上での参加でしたが, 知識以前に英語力の無さを痛感しました. 特にポスター発表では自分の研究分野と同じ方の発表を聞き質問しましたが, なかなか聞き取り理解するスピードが追いつけず. 議論までできたとはとても言い難いレベルでした. 一方で, 材料に関する新しい知見はもちろん学会を通して新しい繋がりがもてました. 英語に関してもこれから学ぶモチベーションにもなり, 総じて有意義で貴重な経験をしたと感じています. 

 合間をぬってリスボン市内の観光もしました. ヨーロッパらしい赤褐色の屋根に白い壁が映える良い街並みやベレンの塔が大変綺麗でした, 三大酒精強化ワインとして知られるポートワインは甘く上品な香りでお酒好きな私としても大満足な観光ができました. ぜひもう一度訪れ, 今度はユーラシア大陸最西端に到達してみたいです.
 最後にこれまで国内も含め学会参加・発表に助力して頂いた先生・先輩方並びに, StepQIスタッフに深く感謝申し上げます. また, 簡略ながら後輩の参考に少しでもなればと思います.

林原さん写真2.jpg 林原さん写真3.jpg               水族館後で魚料理を楽しむ筆者(左から一番目)

東北大学工学部・工学研究科 電子情報システム・応物系
応用物理学専攻 宮﨑研究室 学部4年
Y.H. 

東北大学 工学部 電気情報物理工学科
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