こんにちは.
Step-QIスクール事務局です.
下記の通り,1年生を対象にしたロボティクスコース(オプショナルコース)の参加者を募集します.
このコースでは,制御や測定などのプログラミングを中心に,ロボット製作で必要な知識や技術を学んでいくものです.ナショナルインスツルメンツ社(以下NI社)のLabVIEW(システム開発言語ソフトウェア)、myRIO(制御・組込ハードウェアデバイス)を用います.
LabVIEW はエンジニアや研究者を対象にNI社が開発したグラフィカル開発環境です.LabVIEW を使ってテストや計測、制御を行うアプリケーションを迅速に構築することが可能です.
本セミナーではそのLabVIEWの基本操作をハンズオン形式で学習します.プログラミング初学者にも易しい内容となっています.工学部を中心に広く実験・研究に採用されているLabVIEWをこの機会に体験してみましょう.
昨年度参加した先輩方の感想を少しご紹介します.
▼先輩方の声(アンケートより一部抜粋)
・工学部らしい内容なので1年生にとっては楽しい
・何より新鮮だし,一般教養の講義ではあまり感じられない専門的な事が出来るのが楽しくて良かった
・動かすこともあり,実際に体験できてわかりやすかく,楽しみながら行うことができた
・プログラムやアルゴリズムを一から考える経験が出来て良かった
・普段触れられないようなソフト,用具を扱えて良かった
・試行錯誤の過程を楽しむことが出来る
・普段関わりの少ない人たちと一つの目標に取り組むことが出来て楽しかった
<コース概要>
ロボティクスについてこれからの学生生活,社会で必要とされる基礎的な技術を習得する.
初心者でも分かりやすいようハンズオン形式でプログラミング技術を学び,自律型ロボット製作に取り組む.

<使用ソフト・ハードウェア>
ナショナルインスツルメンツ社LabVIEW, myRIO
・LabVIEW(システム開発言語ソフトウェア)
・myRIO(制御・組込ハードウェアデバイス)
<講義スケジュール(予定)>
| 時期 | 内容 |
講義Ⅰ | 2018年7月9日(月) 16:30~18:00 | イントロダクション,LabVIEW基本操作をハンズオン形式で学習 (90min) |
講義Ⅱ | 2018年9月25日(火),26日(水)16:30~18:00 | ロボット制御コントローラとなるmyRIOの基本的な使い方を学習。(90min×2日間) 1日目:加速度センサー、赤外線センサー、エンコーダー等の各種センサーからのデータ集録 2日目:USBカメラを用いた画像収録及び画像解析等 |
実習 | 2018年10月~2018年12月 | チーム毎に分かれ,発表会に向けて自律型ロボット製作及びプログラミングに取り組む |
発表会 | 2018年12月中旬 | チーム対抗発表会実施予定 |
開講場所:青葉山キャンパス
対象者 :Step-QIスクール 1年次学生
募集人数:希望者全員.受動的な講義ではないので強い意欲が必要.
持参物 :PC(事前にLabVIEWをインストールして頂きます),機材等はスクールが提供
申込方法:申込フォームにて受付≪6月4日(月)締切厳守≫
≪掲示ポスター≫
クリックするとPDFファイルが開きます
<参考>
過去に取り組んだ先輩の中には,実際にアドバンス創造工学研修での実験の際にLabVIEWを実験装置の制御や計測結果の解析に活用した人もいます.
▼研究室での実例
電気・情報系の研究室でもLabVIEWを活用している研究室はたくさんありますよ!
事例をご紹介します.(2013年の記事です)
プラズマ研究における実験を効率化するLabVIEW
東北大学 大学院工学研究科 電子工学専攻 金子教授
*ナショナルインスツルメンツのサイトにリンクしています