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聴診器から見診器へ
医師1人1人が持つ聴診器と同様に手軽に持てる超音波診断装置として2003年に「見診器」を開発しました。これは、PCのUSBポートにプローブをつなぐことでプローブ内部のモーターが回転し、機械走査により画像を描出するという非常にシンプルな構造のものでした。画像の鮮明度はやや落ちるものの、臨床診断に必要なスペックは備えているという実証研究の成果も論文として発表しました。
当時はPCの起動に2分以上かかるという状況でしたので、もっと素早く起動できるように、平成19年から本多電子株式会社と共同でポータブル型超音波診断装置を開発しました(知的クラスター創成事業)。これは数秒で起動可能、バッテリー駆動、重さ2kg以下で画像の保存もできます。
現在は、このようなモバイル診断のコンセプトをさらに発展させ、画像クライアントとしてのPSPや携帯電話の使用、救急車に超音波診断装置を搭載し、携帯電話のネットワークにより救急病院に情報を伝送するシステムの開発、携帯電話や小型ゲーム機に搭載できる簡易型超音波診断装置などの開発を進めています。

ポータブル超音波診断装置による頸動脈エコー検診
当研究室では新しい診断デバイスを開発するとともに、そのデバイスによって社会貢献することを目的にしています。
平成20年の岩手・宮城内陸地震の際には、栗原市、宮城県、新潟大学との共同体制で行われたエコノミー症候群予防検診に、開発したポータブルエコーを持参して参加しました。実際にこの装置で下肢静脈の血栓の検出も可能で、早期の薬物投与によりエコノミー症候群を予防することができました。
左上の図は検診の様子で、ポータブルエコーを首から下げて検査を行っています。右上の図は検出された血栓の超音波画像です。
平成21年からは、この装置よりもやや大型ではあるものの診断能力の優れたポータブルエコーを開発し、頸動脈エコー検診に活用しています。

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