東北大学電気・情報系では、80年におよぶ独創的研究の輝かしい伝統を引継ぎ、21世紀の情報社会を支えるマルチメディア情報システム、知的情報通信システム、コンピュータソフトウェア、次世代知能処理、極限知能デバイスなどと共に、人々が快適に生きていける生体支援、地球環境維持、クリーンエネルギー、宇宙システム制御などの教育と研究に挑戦しています。
沿革
電気・通信・電子・情報工学科(所在地は青葉山)と、電気通信研究所(所在地は片平)は、一体となって教育研究を行っています。 1919年の創立以来、独創的な学風で八木・宇田アンテナをはじめとして数々の業績をあげてきました。 青葉山キャンパスの電気・情報系講義棟の中庭には八木秀次博士の胸像が設置され、電気通信研究所のある片平キャンパスには その業績をたたえてIEEEから贈られた“マイルストーン”が建てられています。 これは電気・通信・電子・情報に関わる技術の発展の“道標(みちしるべ)”になった重要な研究に与えられるもので、 世界でも21ヵ所しかありません。電気・情報系は、文字通り世界の研究拠点として、学問の継承と発展を担うとともに、 新しい研究分野の開拓と情報の発信を行っています。
平成6年には、より高度な学術研究の推進を目的に、全学に先駆けて電気・情報系の大学院重点化がなされ、 4学科の講座は大学院工学研究科と情報科学研究科(第2群)に移行しました。同じ平成6年には、研究拠点としての役割を担うため、 電気通信研究所が全国共同利用研究所に改組されました。また、時々刻々変化する社会のニーズに直結した教育研究を行うため、 寄附講座が設置されています。これは、企業の寄附金をもとに期間を定めて開設するもので、 これまでJR東日本寄附講座(平4.10〜11.3、本学で初めての寄附講座)、東北電力寄附講座(平9.4〜)、 KDDI寄附講座(平18.4〜24.3)が設置されています。平成24年には、環境共生型未来エネルギー社会と 高度情報通信社会の実現に向けた先進的な教育研究を行うために、 電気・通信工学専攻を改組し、電気エネルギーシステム専攻と通信工学専攻を新設しています。
現在の電気・情報系は、工学研究科電気エネルギーシステム専攻(4講座)、通信工学専攻(4講座)、電子工学専攻(4講座)、 情報科学研究科(第2群)情報基礎科学専攻(3講座)、システム情報科学専攻(2講座)、及び電気通信研究所(3研究部門、1附属研究施設) で構成されています。50以上の研究室、100名を超える教員、学部・大学院を合わせた学生数も1000名に達し、 1学部に匹敵する規模で、エレクトロニクス、情報通信、エネルギーなど現代社会を支え る基盤技術の教育研究と、新しい研究分野の創生に取り組んでいます。


