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2022/04 20 受賞

第39回 プラズマプロセシング研究会/第34回 プラズマ材料科学シンポジウムにおいて電子工学専攻(金子・加藤研究室)の岩本拡仁さんがプラズマプロセシング研究会講演奨励賞を受賞

 工学研究科 電子工学専攻 金子・加藤研究室修士2年の岩本拡仁さんが,第39回プラズマプロセシング研究会/第34回プラズマ材料科学シンポジウム(2022年1月24日〜1月26日)において、『第2回プラズマエレクトロニクス講演奨励賞』を受賞しました。
 この賞は応用物理学会プラズマエレクトロニクス分科会が主催する第39回プラズマプロセシング研究会/第34回プラズマ材料科学シンポジウムにおいて,優秀な口頭発表をした者に贈られる賞で,農業応用に向けた五酸化二窒素(N2O5)に関する発表が評価され今回の受賞に至りました。
 N2O5は、強力な酸化・ニトロ化能を有しており、これまで主に有機合成化学分野で使用されてきました。その高反応性から、殺菌や治療、医薬品合成、材料合成などへの応用が期待されていますが、従来合成法や保管における様々な制約のため、広く研究・利用されることはありませんでした。特に、生物(動物・植物・菌類)やウイルスに対するN2O5の作用を調べた研究例は極めて少ないのが現状です。そこで、今回N2O5を植物へ作用させた研究成果の報告を行いました。

【受賞タイトル】: 「プラズマ合成N2O5によるカルシウム系植物全身防御応答活性化」

賞状

賞状


【問い合わせ先】
東北大学大学院 工学研究科
金子俊郎 教授
TEL:022-795-7116, MAIL:kaneko※tohoku.ac.jp(※を@に変換してください)

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