トピックス
2025年7月
東北大学電気通信研究所での講演動画を公開
「通研YouTubeチャンネルより引用」
東北大学電気通信研究所で2025年2月14日に開催された「2024年度 共同プロジェクト研究発表会」において、金子教授が「月面農場へ向けた大気圧空気プラズマ応用技術の開発」と題して講演しました。その講演の動画が通研YouTubeチャンネルに公開されました(※1)。
※1 https://youtu.be/zBkZbscWi7U
2025年4月
「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」で「プラズマ農業」が紹介されています
大阪・関西万博のバンダイナムコホールディングスのパビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」(※1)で、「プラズマ農業」が紹介されています。これは、ガンダムに登場する架空の剣「ビーム・サーベル」から着想し、現代の技術では「プラズマ」と捉え農業に活用するプロジェクトで、将来の月面農場や宇宙農場での利用を目指していることを紹介しています。また、ガンダムパビリオンの公式ガイドブックには金子教授のインタビューが掲載されています。
※1 https://www.bandainamco.co.jp/gundam-next-future-pavilion/
2024年10月
GUNDAM NEXT FUTURE SCIENCE 展で展示と講演を行いました

「プラズマで光るビーム・サーベルをもつ、1/10スケールのガンダム」
東京の科学技術館で、2024年10月3日~22日に開催された「GUNDAM NEXT FUTURE SCIENCE 展」(主催:公益財団法人 日本科学技術振興財団・科学技術館)(※1)に、プラズマで作ったビーム・サーベルが展示されました。また、ビーム・サーベル(プラズマ)を使った農作物栽培(プラズマ農業)についてのパネル展示も行いました。さらに、10月14日には、金子教授が「ガンダムのビーム・サーベルは今の科学で作れるの?-プラズマって何だろう-」と題して講演を行いました。
※1 https://www.jsf.or.jp/event/202410gundam/

「プラズマで光るビーム・サーベルをもつ、1/10スケールのガンダム」

「金子教授の講演会での様子」

「プラズマ農業プロジェクトの紹介パネル」
2024年9月
東北大学工学部『となりの工学』で「プラズマ技術」を紹介しています
「【となりの工学】YouTubeチャンネルより引用」
東北大学工学部『となりの工学』は、工学部の研究者をゲストに迎え、いま旬な研究テーマを深堀りする番組です。 一見むずかしそうな「工学」の研究テーマを研究者とのトークで読み解くというものです。2024年9月に金子教授が「実は身近なプラズマ技術」というテーマでプラズマについてやさしく、楽しく説明しています(※1)。ガンダムについてのお話もあります。プラズマについて興味のある方は必見です。
※1 https://www.youtube.com/watch?v=_-BirlirCj4
2024年6月
ナルックス株式会社と新しい空気浄化システムを共同開発しています
ナルックス株式会社の持つ微細加工技術と我々のプラズマ技術を組み合わせて、新しい空気浄化システムの共同開発を行っています。空気と水と電気のみを用いて、プラズマの力を使って空間をクリーンにする、人や環境に負荷の少ない技術です。これまでに、病原体(インフルエンザウイルスやヒトコロナウイルスなど)の感染価減少や特定悪臭物質(メチルメルカプタンなど)の分解効果を実証しています。
プラズママイクロミストのプロジェクトページはこちら
※2021~2023年度 JST A-STEP 産学共同(本格型)採択事業 「プラズママイクロミストによるウイルス等の空中浮遊物質の不活化についての研究開発」
※2024年度~ 成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)採択事業 「世界初、有人環境で水と空気だけでウイルスを高速不活化するプラズママイクロミストモジュールの研究開発」
2023年10月
ガンダムオープンイノベーションの公認プロジェクトに採択されました

「ガンダムオープンイノベーションHPより引用」
バンダイナムコが公募していたガンダムオープンイノベーションの公認プロジェクトに「ビーム・サーベル~プラズマ農業プロジェクト」が採択されました(※1)。これは、ガンダムが武器として使っているビーム・サーベルを現代科学で実現しようとすると「プラズマ」だろうと考えて(※2)、このビーム・サーベル(プラズマ)を平和利用として農業に活用しようというものです。地球上の身の回りに存在している空気(窒素、酸素)に注目し、それらから太陽光のエネルギーを使ってプラズマを発生させ、窒素肥料を合成する研究を進めています。とくに、五酸化二窒素(N2O5)という活性窒素種は、水に溶解させると植物にとって有効な肥料である硝酸イオンになり、さらにガスで作用させると植物を病気に強くしたり(植物免疫強化)、植物の機能性成分(二次代謝物)を増加させたりします。私たちは、この活性窒素種を高効率・低コストで合成するプラズマ技術の開発を行い、化学肥料や化学農薬の使用量を減らして農作物を栽培する農場「サステナブルファーム」の実現を目指しています。
※1 https://www.bandainamco.co.jp/guda/goi/project/project04-news.html
※2 https://book.mynavi.jp/ec/products/detail/id=128528