6つの特徴

電気情報物理工学科で育つということ

電気情報物理工学科では、専門分野についてのあなたの学びを、
優れた教授陣による指導と充実した教育研究環境で支援します。
さらに、研究に向かう姿勢、グローバルな考え方、実際の問題解決に役立つ実践力、
互いに刺激し合うと共に厳しい時に支えてくれる仲間・先輩や師とのネットワークを養い、
あなたが社会に出て生涯を生き抜いていくための力を育みます。

Selling Points

  1. 1 抜群の就職率!電機・電力・通信・情報業界を
    はじめとして様々な業界に幅広く就職
  2. 2 エネルギーから電子機器、
    通信、ソフトウェア、医療機器まで、
    幅広く学べます
  3. 3 歴史を継いだ正統性
    あなたも先駆者の仲間に
  4. 4 充実した教育研究環境
  5. 5 最先端の研究に触れる中で
    多様な進路を選択可能
  6. 6 多様性の中で研究を通じて
    実践的な人材を育成

POINT 01

抜群の就職率! 電機・電力・通信・情報業界を
はじめとして様々な業界に幅広く就職

電気情報物理工学科では、9割の学生が大学院に進学し、博士前期課程修了後に社会へ羽ばたきます。
電気情報物理工学科では、学校推薦制度の運用や企業との密接な連携など充実した就職支援を行い、就職先決定までを大学が全面サポートすることによって、抜群の就職率を誇っています。
電気情報物理工学科の卒業生の就職先としては、まず電機業界や電力会社、通信業界や情報産業があげられますが、電気工学、通信工学、電子工学、情報工学はありとあらゆる技術システムで必要とされていることから、自動車メーカー、機械メーカー、鉄道、鉄鋼、化学をはじめ幅広い業種へ就職しています。『現象を理解して論理的に分析し、解決策を出す』訓練を積んでいるという点で、応用物理学を専攻した卒業生に対しても企業から高い評価を得ています。さらに最近では、これからの高齢社会を見据えて医工学分野の求人も増加しています。

POINT 02

エネルギーから電子機器、通信、ソフトウェア、
医療機器まで、幅広く学べます

現代の暮らしにおいて欠かせないのが電気。エネルギーとして生活を支え、通信で人と人とをつなぎます。パソコン、携帯電話、自動車、航空機、ロボット・・・。現在の技術システムを動かしているのは電子部品とソフトウェア。さらに高齢社会を迎え、最先端の医療機器の開発も急務です。これらの基盤となり、さらによりよい社会を実現するための学問が、電気・電子工学や通信工学、情報工学、応用物理学。電気情報物理工学科では、これらの工学を幅広く学ぶことができます。

POINT 03

歴史を継いだ正統性 あなたも先駆者の仲間に

「八木・宇田アンテナ」「光通信3要素(フォトダイオード、半導体レーザ、光ファイバ)」「垂直磁気記録(ハードディスク)」「トンネル磁気抵抗効果の発見」を始めとして、東北大学の電気工学・応用物理学は日本だけでなく世界の電気通信研究をリードし続けています。電気・電子工学の分野で、東北大学は日本の大学の中で発表する学術論文の数が1位となっています。2002年にノーベル賞を受賞した田中耕一さんも本学科の卒業生です。本学科へ入学すれば、あなたもこれらの歴史を継ぎ、先駆者の仲間です。

八木・宇田アンテナ

八木秀次博士と宇田新太郎博士は、1925年に構造が簡単で性能の良い指向性アンテナを発明しました。現在、世界中の家庭でテレビ放送の受信アンテナとして最も広く用いられています。

八木・宇田アンテナ
室温強磁性トンネル磁気抵抗素子

宮﨑照宣博士は、室温で大きな磁気抵抗変化率を示す強磁性トンネル接合の作製に成功しました。この素子は最新のハードディスクの読み出し用ヘッドとして用いられています。また、高密度不揮発性磁気メモリなどへの応用が広く研究されています。

室温強磁性トンネル磁気抵抗素子
垂直磁気記録(ハードディスク)

岩崎俊一博士は、合金粉末型塗布テープと垂直磁気記録方式を1958年と1977年に発明しました。前者はメタルテープとして、後者はハードディスクの最新方式として、世界中で広く用いられています。

垂直磁気記録(ハードディスク)
光通信3要素

西澤潤一博士は、フォトダイオード、半導体レーザ、光ファイバの光通信の三要素を発明しました。光通信は携帯電話とともに、現在の情報通信ネットワークに不可欠のものとなっています。

光通信3要素

POINT 04

充実した教育研究環境

旧帝国大学である東北大学は、現在でも電気・情報・物理工学の分野で世界有数の研究拠点であり、多くの国家研究プロジェクトにおいても重要な研究拠点として位置づけられています。これらを受けて電気・情報・物理工学分野の学部教育を担う本学科は、「各分野の国内第一人者が集まった教授陣」「最先端・最新鋭の研究施設・設備」「充実した研究費」など充実した教育研究環境を擁しています。
電気情報物理工学科では1学年あたり約240名の学生に対して、教員※1も約240名、選べる研究室※2は約90。1研究室あたりの配属学生数は1学年平均3名と少数です。学生一人一人をしっかりと見守りつつ将来に向けて多様な選択肢を提供します。

※1
教授、准教授、講師、助教 等の合計。
※2
本学科では多くの場合、教授1名と准教授1名と助教が1つの研究室として指導を行っています。

POINT 05

最先端の研究に触れる中で多様な進路を選択可能

電気情報物理工学科では、学問の専門性を深めるために6つのコースが用意されています。ただし、これらのコースに分かれるのは、2年生の前期終了時です。大学受験時にコースの中身がよくわからないままコースを選ぶのではなく、1年半かけてハードからソフトまで幅広く学び専門性の基礎を作るとともに最先端の研究に触れる中で、自分に合った多様な進路を選択することができます。

> 多様な専門性を育む6つのコース

POINT 06

多様性の中で研究を通じて実践的な人材を育成

東北大学の理念は、「研究第一」「門戸開放」「実学尊重」。「研究第一」主義とは学生の教育を軽視するということではなく、学生自らが優れた研究活動を行うことが教育面でも大きな効果をもたらし、学生を成長させる、という考えです。日本全国、さらには世界の様々な国から集まった多様な個性を持つ仲間が相互に刺激し合い、国内第一人者が集まった教授陣の指導の下で学生も世界最先端の研究に取り組むことにより、実践力のある人材に育ちます。