東北大学では、安全で豊かな社会を実現する科学技術の発展・革新に寄与できる人材の育成という教育目的に鑑み、21世紀のエレクトロニクス分野の新展開としてメディカル分野およびバイオ分野での応用を最重要課題のひとつとして位置づけ、電子情報システム・応物系3専攻において戦略的な取り組みを行っています。
平成17年度採択文部科学省「魅力ある大学院教育」イニシアティブ事業「生体・ナノ電子科学国際教育拠点」では、電気系・応物系の大学院学生がバイオ分野の知識を学べる新カリキュラム「ナノバイオエレクトロニクスコース」をスタートさせ、新たな授業科目や学生実験を開講しました。
本教育プログラムでは、この仕組みをさらに発展させ、電気系・応物系の大学院学生がメディカル分野およびバイオ分野の知識を体系的に学ぶことで、メディカルバイオエレクトロニクスという、人類の生命と福祉にとって重要な学際分野を開拓する能力を身につけた人材の育成を実現します。

