本教育プログラムでは、以下のような各種の取り組みを通して、「メディカル」・「バイオ」・「エレクトロニクス」の融合分野を開拓していくのに必要な専門知識と実践力、意欲を持った人材を育成します。
電気系・応物系の大学院学生が、メディカル分野およびバイオ分野の基礎知識を体系的に学べるカリキュラムを開発します。平成19年度に学部に新設された「メディカルバイオエレクトロニクスコース」と接続する大学院のコースです。
「ナノバイオエレクトロニクス学生実験」として平成18年度から実施している「分子生物モーター」「DNA」「細胞」「神経」の4テーマに加え、主としてエレクトロニクス技術のメディカル分野への応用に関する実験テーマを順次追加します。
海外または国内の大学・国立研究機関等でインターンシップ研修を行います。所属研究室の指導教員と受入側教員・研究者との緊密な連絡による指導体制のもと、研究テーマについて視野を広げる機会を提供します。
同じ研究分野の海外の研究者や学生との交流によって、国際的活動への意欲を喚起します。海外の大学・研究機関への学生の派遣や、海外の研究者・学生の招へいにより、研究交流やセミナーの開催を活発に行います。
学生が最新の研究成果に触れると同時に、自らの研究成果を発表する場として、各年度に1回、英語による国際シンポジウム「International Symposium on Medical, Bio- and Nano-Electronics in Sendai」を開催します。
海外の研究者とのディスカッション、国際会議における研究成果の発表、論文作成に必要な英語力を養います。サイエンスプレゼンテーション研修、CALLシステムによる技術英語学習、英語論文添削指導などを実施します。
