NEWS

2022/10 17 受賞

第16回プラズマエレクトロニクスインキュベーションホールにおいて電子工学専攻 金子・加藤研究室の及川和起さんが最優秀ポスター賞、大場優人さんが研究奨励賞をそれぞれ受賞

工学研究科 電子工学専攻 金子・加藤研究室修士1年の及川和起さんと大場優人さんが、それぞれ『最優秀ポスター賞』と『研究奨励賞』を受賞し、第16回プラズマエレクトロニクスインキュベーションホール(2022年9月11~12日開催)において授賞式が行われました。
この賞は、応用物理学会プラズマエレクトロニクス分科会が主催する第16回プラズマエレクトロニクスインキュベーションホールにおいて、優秀な発表を行った方に贈られる賞です。
及川さんは液相中プラズマを活用した遺伝子導入法の開発に向けた活性種測定に関する研究発表が、大場さんはプラズマ活用アミノ酸由来薬剤合成法の開発に向けた五酸化二窒素(N2O5)の化学修飾効果に関する研究発表が、それぞれ評価され、今回の受賞に至りました。

【及川さん】
・発表タイトル
遺伝子導入用培養液Opti-MEM中の放電が生成する活性種の測定
・発表概要
遺伝子導入用培養液Opti-MEM中におけるプラズマ放電によって生成される活性種の定量評価を行い、遺伝子導入効率と細胞生存率の向上に向けて、重要な知見を得ました。

【大場さん】
・発表タイトル
プラズマ合成五酸化二窒素によるチロシンの化学修飾
・発表概要
空気からプラズマ合成した五酸化二窒素を用いて、アミノ酸の一種であるチロシンを処理した結果、多数の生理活性物質がその場合成されることを明らかにしました。この成果は、プラズマを活用したアミノ酸由来薬剤のその場合成法開発に向けて、重要な一歩と言えます。

学会名:第16回プラズマエレクトロニクスインキュベーションホール(2022年9月11~12日開催)

賞状


賞状


【問い合わせ先】
東北大学大学院工学研究科
金子俊郎 教授
MAIL:kaneko※tohoku.ac.jp(※を@に変換してご連絡ください)

一覧に戻る